スクールダイアリー

スクールダイアリー

3月12日(火)赤ちゃんサロン

赤ちゃんサロン

 この日の午後は、体育館にて2年生の赤ちゃんサロンがありました。これは元来は、進学コースの教育メニューでした。しかし、その内容の意義深さなどから、特進コース・ULコースの生徒も参加して実施されるようになりました。

 これだけたくさんのママさんと赤ちゃんが藤高に来校いただいたのは、いまだかつてないことのように思います。会場ではグループを作り、ママさんのお話をうかがったり、赤ちゃんと楽しく遊んだりしていました。

 考えてみれば、高校生という年代は、感覚的に言うと赤ちゃんからもママさんからも、ちょっと距離のある年代だなと思います。それだけに、ママさんという「人」の存在、赤ちゃんという「人」の存在と直接に触れあえる体験は、高校生にとって、とても新鮮で意義深い体験だなと思いつつ、様子を見ていました。

 机上の学習からは得られない、部活動からも得られない、それでいて誰もがいつかはそれぞれの立場で真剣に考えていかなくてはならない人間のライフ・スタイルに直結する体験の機会です。

 藤高は生徒一人ひとりが人生の主役としてより良く生きるために必要な教育内容を、新年度以降「藤星」になってもしっかりと引き継いで行きます。

 この日ご来校いただいたたくさんのママさんと赤ちゃんへの感謝のうちに、そのご家族の皆さまの幸せをお祈り致します…。

 当日は、NHKのテレビ・カメラ取材も入り、この様子が報道されました。

3月11日(月)「東日本大震災」から8年

 

3.11半旗

 最近の北海道の地震と言えば、2018年9月6日3時7分59秒に発生した「北海道胆振東部地震」が記憶に新しいところです。

 北海道一円の電力がプラック・アウトするという前代未聞の事態に見舞われた地震でしたが、おの出来事がもしも今の季節の北海道での出来事だったとしたらと思うと、想像することすら恐ろしく思います。

 命を落とした方々、今なお被害に苦しむ方々がそれぞれ万単位の規模で被災された、あの「東日本大震災」から今日で8年が過ぎました。

 謹んで亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお被災に苦しむ多くの方々に慰めと、癒しと、希望とがもたらされますよう、お祈り申し上げます。

 あの震災被害は8年前のできごとではなく、8年経った今なお続いているということを、私たちはお祈りを通して、改めて心に刻むことが大切なように思います。

 

【東日本大震災被災者のための祈り】

  あわれみ深い神さま、
  あなたはどんな時にも私たちから離れることなく、
  喜びや悲しみを共にして下さいます。

  今回の大震災によって苦しむ人々のために
  あなたの助けと励ましを与えて下さい。

  私たちもその人たちのために犠牲を捧げ、
  祈り続けます。

  そして、一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。

  また、この震災で亡くなられたすべての人々が
  あなたのもとで安らかに憩うことができますように。

  主キリストによって。アーメン。
  母であるマリアさま、どうか私たちのためにお祈り下さい。アーメン。

                 (2011.4.20 カトリック中央協議会)

3月7日(木)後期期末試験②

大雪連峰の山並み

 この日は、期末試験の2日目です。試験中に校内をまわっていたら、1・2年生の階では生徒が一生懸命にがんばっていました。3年生の階に降りてくると、卒業後の教室には人ひとりいません。

 ちょっと寂しい気がしましたが、教室の窓の向こうから春の強い日射しを浴び、真っ白に光り輝く大雪山系の山並みの神々しい姿が目に飛び込んで来ました。

 本校生徒は、春夏秋冬この山並みを仰ぎつつ、四季や時間の流れを感じながら高校の3年間を過ごして来たんだなと思うと、感慨深いものがありました。

3月6日(水)後期期末試験①

卒業式後の花

 来賓・職員玄関ホールの聖母子像がたくさんの花に囲まれています。卒業式のときにお琴の先生や校医の先生から御祝いに贈られたお花などで、5月にもならないというのに「百花繚乱」です。

 この日から本校は、後期期末試験が始まりました。1・2年の生徒は、思い出に浸りながら3年生を見送った後、一気に現実に引き戻された感じでしょうか。がんばれ、高校生!

3月3日(日)旭川藤女子高等学校第64回卒業式

藤女子高校旗

 今年の3月3日は、日曜日と重なりました。天気にも恵まれ、気温も上がって、第64回卒業式を行うことができました。

 今年の卒業生は71名です。卒業生代表の御礼の言葉で、「人を思いやる心など、人生に必要な宝物を見つけることができた」というくだりが印象に残りました。

 藤学園としては最後の卒業式となるこの日には、Sr.永田淑子理事長にも臨席をいただきました。また、式での祝辞のほか、式後には教職員・在校生・保護者・PTA役員・後援会役員に藤学園を代表して最後の挨拶をいただきました。

 写真は、式場の壇上に飾られた旭川藤女子高等学校の校旗です。この先の卒業生の前途に、神様の豊かな祝福がありますように…。

3月1日(金)桃の花

桃の花

 この日は、校舎のあちらこちらの生け花に「桃の花」が飾られました。何やらそれだけで藤高に春が来たかのような気持ちになりました。写真は、生徒玄関ホールの木彫りの聖母子像に供えられた生け花です。

 翌日は土曜日で休業日となりますので、この日が卒業式の会場設営と総練習の日です。桃の節句の3月3日(日)は、藤高の第64回卒業式です。桃の花に卒業生の無病息災の祈りを託します。

2月28日(木)同窓会入会式・卒業生祈りの集い

卒業生祈りの集いのしおり

 この日は講堂で同窓会入会式がありました。同窓会「藤の朋」の齊藤会長様より入会歓迎のごあいさつをいただきました。旭川藤女子高校の卒業生の入会は、今年度が最後となります。挨拶の中で、「胸が一杯で思うように言葉にならない」というくだりがありました。万感の思いが伝わって来る思いで聴いておりました。

 これに引き続き、卒業生祈りの集いが行われました。聖歌を歌い、聖書のみことばに耳を傾けました。祭壇のろうそくから採火した炎をそれぞれの持っていたキャンドルに灯しました。また、みんなで共同祈願を唱えました。

「結びの祈り」より

❝今日この日、ここに集まった私たち一人ひとりは、この祈りの集いを通して、支えてくださった多くの方々に感謝し、それぞれの道を歩んでいく決心をしました。つらい時、苦しい時、悲しい時にこの決意を思い出し、どんな時にも、たくましく前進してゆくことができますように。❞

2月27日(水)予餞会

iPadでハートマーク

 この日は予餞会があるので、久々に3年生が登校しました。送り出す1・2年生による心づくしの予餞会に、卒業する3年生も大いに楽しんでくれている様子でした。

 温かな雰囲気の中に、歓声や掛声、そして拍手の響く、とても楽しいひと時となりました。卒業生には、在校生や先生方と触れ合う最後にして最高の行事となったことと思います。

 写真は、卒業生が退場した後にギャラリーに回ってもらい、1・2年生全員がフロアから卒業生に向けて贈った、3つの大きな光のハート・マークです。

 一人ひとりの放つピンクの光の形が四角なのですが、そのアイデアの斬新さにはすっかり感心させられました。

2月26日(火)予餞会の前日

在校生寄せ書き

 早いもので、いよいよ学校全体が卒業生を送り出す雰囲気に包まれて来ました。この日の午後には翌日の予餞会の準備作業が行われました。

 生徒玄関ホールを通り掛かると、1・2年生から3年生に送るメッセージが、「大好き!」の願いを形にしたハートマークの紙に書かれ、それが貼り出されていました。

 手作り感いっぱいの、ではなく、手作りそのものの、心のこもった寄せ書きでした。

2月21日(木)積雪も一段落?

中庭の雪

 このごろは、積雪も少なくなって、寒さも緩んで来ました。市内の道路では排雪作業を目にするようになりました。

 写真は、この夏にリフォームしてウッドデッキをしつらえ、壁面をスペイン・タイルで飾った中庭の様子です。窓下を少し超えるくらいに雪が積もりました。

 ここ数日で、校務員さんが壁の回りをぐるっと掘り込んでくださいました。これだけの積雪ですから、さぞかし大変だったろうと思いつつ、感謝の念を抱きながら廊下を歩いています。

 昨晩は、PTAの後期役員会が開かれました。道路状態もまだ大変ななか、学校にご参集いただき、これまた感謝に尽きます。

まだまだ遠いとはいえ、少しずつ着実に春は近づいてきています。

2月19日(火)今年度最後の全校朝礼

全校朝礼片づけ

 明日から2月も下旬です。この日は今年度最後の全校朝礼でした。立春に飾られた32期生の卒業記念品のひな人形にちなんだ内容の話がありました。

 写真は、全校朝礼終了後、の演壇の移動の様子です。フロアとステージをつなぐ階段2個の撤去は、すでに済んでいます。いずれの作業も退場の合図とともに生徒が前に出てきて、力を合わせて要領よく移動させます。

 女子生徒による、その作業の手際のよさには毎回感心させられます。面倒くさそうにしている生徒、傍観者を決め込んでいる生徒を見たことがありません。藤高生は、頼もしい限りです。

2月18日(月)教室復旧と授業再開

藤棚雪庇

 週の初めは先週よりも寒気が緩んで、明るい日差しも照り付けました。この日、入学試験に伴って連休が続いていた生徒は、久々に登校しました。

 朝は、1時間目の始まる前に机やイスを移動して教室を復旧し、いつも通りに授業が再開されました。季節が一歩春に近づいたかのような良い天気になりました。

 写真は新築された藤棚の上に積もった雪が育った雪庇の様子です。藤棚の上にマシュマロがのっかっているみたいな面白い光景です。

2月15日(金)入試処理日

靴棚

 この日は前日に行われた一般入試の処理日です。朝から先生方が採点に、データ処理に、書類の整理にと、それぞれの持ち場で取込み中です。

 生徒は家庭学習日です。この土日を入れると4日半の連休です。漫然と過ごすことなく、それぞれに応じた有効な時間の使い方ができていれば何よりと思います。

 写真は、生徒が登校してない状態の生徒玄関の下足棚です。すっきりとしていますが、やはりどことなく寂しい感じがします。週明けは、みんな元気に登校してくれたらいいなと思います。

2月14日(木)一般入試試験日

一般入試会場入口

 今朝も寒い中、本校の一般入学試験を受験するため、旭川市内・近郊の中学3年のみなさんが朝早くから多数来校してくれました。

 すでに前日に下見を終えているので、あまり戸惑った様子もなく所定の場所に流れるように移動していきました。

 マイカーで送りに来られた多数の保護者のみなさま、また無事に受験会場に到着できたかと心配して生徒を確認しておられた中学校の先生方のお姿に、その愛情の深さを改めて感じ取りました。

 保護者や先生方の愛情をいっぱいに受けて15の春を迎えようとしている受験生のみなさんには、平常心で最後まで頑張ってほしいところです。

 「旭川藤星高等学校」は、入学する生徒一人ひとりの期待と、その背後にある保護者の方々や先生方の思いをしっかりと帆に受け止めながら、新年度の出帆に備えたいと思います。

2月13日(水)一般入試の下見

入試会場講堂

 この日は、翌日実施される本校の一般入試の下見が実施されました。天候も荒れることなく何よりでした。

 今年度は例年にまして受験者が増加しましたので、これまで試験会場に使ったことのなかった講堂を初めて試験会場にすることになりました。

 13:00~15:00まで多くの中学生が下見を終えて帰路についていました。入試当日は何事もなく受験会場に入り、学習の成果を十分に発揮してくれるよう祈っています。

2月12日(火)マリアガーデンにキャンドル・ライト

マリアガーデン・キャンドル

 前日はルルドの聖母の祝日でしたが、この日「マリア・ガーデン」(花壇の名称にして活動団体名称)の生徒たちが寒い中、マリア・ガーデンの回りに穴を掘ってキャンドルを灯してくれました。

 凍てつく寒さの毎日が続く中、雪に温かみが感じられて、とてもほっこりとした気持ちが湧いてくる、文字通り心温まるギフトとなりました。

2月9日(土)“凍れる”週末の朝

氷の結晶

 この週末は、強い寒気に見舞われている北海道です。バスケットボール部の苫小牧遠征のバスは、昨日午後5時間かかって宿所に入ったと聞きました。

 今朝の旭川も最低気温が−20℃近かったらしく、「凍れるね~」という言葉がぴったりの朝になりました。写真は職員室の窓にできた氷の結晶です。

 寒いですが、天気も上々、この週末も凛として元気に過ごしたいものです。来週は私立高校の一般入試の週になります。

2月8日(金)バスケットボール部遠征

バスケットボール部乗車

 この日は、史上最大の寒気団の流入が言われていて、旭川もかなりの寒さとなっています。石北線や宗谷線も運休に入ったとの知らせも届いています。道央自動車道も通行止めの区間があるとか…。

 それはそれとして、この日は御校バスケットボール部が苫小牧市で開催される全道大会に向けて出発する日です。

 写真は、午前中の調整を終えて、バスに乗り込む20名の部員たちの様子です。何やら悲壮感すら漂う一枚となりました。

 お天気は荒れても、試合の方は荒れることなく、安定感のあるプレーで1つでも多く着実に勝ってくれるよう期待しています。

2月7日(木)「日本伝統文化」の授業

日本伝統文化

 この日、二年生の廊下を通ったら、授業中に3人の先生がいらしたので、おや?と思ってのぞいて見たら、「日本伝統文化」(学校設定科目)の時間でした。

 題材は「お雑煮」で、餅・汁・具材などの地域性を生徒がiPadで調べて発表していました。その中で、一口に日本の文化と言っても多様な地域性があることを生徒たちは学んでいました。

 「こんな画像見てたらおいしそー!」「お腹すいて来た~!」「食べた~い!」などの声も聞えて来ました。高校生って、昔も今も「食べたい」、「眠たい」っていつでも思う年頃のようです。

2月6日(水)おひなさま

ひな人形

 立春を迎え、前日の放課後に生徒会の皆さんが来客玄関のホールの聖母子像の横に段飾りのひな人形を飾ってくれました。

 場の雰囲気がとっても華やかになりました。外はたくさんの雪が積もっていますが、季節が一気に前に進んだような気になりました。

2月5日(火)積雪による交通障害

ダンスの試験

 この日の旭川は雪がたくさん積もって登校が大変でした。ただでさえ3年全クラスとUL1年が登校していないのに、雪害で登校できない生徒もいて、とても少人数の全校朝礼となりました。

 今回の全校朝礼は、奇しくも日本二十六聖人殉教の記念日に重なりました。聖パウロ三木をとりあげて、「ゆるし」をテーマに、校内での良好な人間関係を築き上げて行きましょうという話がありました。

 全校朝礼後の体育館では、班別にダンスの試験が行われていました。寒い朝でしたが、笑い声を響かせながら、みんな元気に演じていました。

2月4日(月)立春の日の「雪の聖母」

雪の聖母

 2019年も立春を迎えました。東アジアの温帯モンスーン気候に合致している、いわゆる「旧暦」ではこの日から春ということになっています。

 とはいえ、この日の旭川は風もあって極寒の雪模様…。校舎の廊下の突き当りの窓の向こうには、円山応挙の「雪松図屏風」を思わせる立派な松の姿が見えました。寒さに耐えて立つその姿は神々しくさえあります。

 そのそばに白い御像が立っています。雪が積もり過ぎです。昭和風にいうと「ジャミラ像」、平成風にいうとドレッドヘアの「MISIA 像」かと見紛うばかりのこの御像…。

 いえいえ、そんなはずはありません。いつもクサベラ館を訪れる人々を迎え入れてくださる、雪のように純白な御心のマリア様の御像です。

 草木が一斉に芽を吹き、花を咲かせる聖母月(5月)までは、まだ3カ月もあります。それぞれの素敵な春の到来を心待ちにして、まだ続くこの冬の純白の風景を愛でながら、健康で明るく過ごして参りましょう。

2月1日(金)普段の授業風景から

保健の授業

 授業時間中に教室前の廊下を通ることがたまにあります。すると、特別な日の、特別な授業でもないのに、何やら楽しそうな授業が行われているのを目にすることがありあす。

 この日、ふと立ち止まって引き戸のガラス越しに撮った写真です。担当の先生を見るに保健の授業です。生徒の様子を見ていても、机上の作業を見ても、何やらずいぶん楽しそうです。

 男女に出会いがあって、結婚して、妊娠して、出産してと、家庭が築かれて行くプロセスと、要所要所で求められる選択や意思決定をフローチャートにまとめているのかなと思いながら、しばし覗いていました。

 「アクティブ・ラーニング」という言葉が多用されるようになりましたが、要するにこれは「グループ・ディスカッション」の成果をまとめ上げている「グループ・ワーク」の授業実践のようです。

 この先生は、グループ学習をしている時、いつもニコニコの笑顔で各グループを巡回し、生徒の質問を受け、生徒に声を掛けています。外は寒い冬ですが、何だかほっこりとアツい?学校生活の1コマです。

1月31日(木)1月の終わり

雪山

 1月の最終日です。今日は旭川市北部で雪のためにJRの運行にも支障が出て、JR通学の生徒の中には下校時間を繰り上げた人もいました。まだまだ厳しい冬は続きますね…。

 推薦入学受験者のみなさんには、結果通知書が届くことでしょう。寒い冬の中にあって一足早い春の兆しですね。4月から学校生活を共に過ごせることを、教職員も生徒も楽しみに待っています。

 写真はグラウンドの奥に除雪車が積み上げた雪山です。大雪連峰の山並みには到底及びませんが、そのミニチュアくらいは作れそうな感じです。

 最後の試験を終えた3年生は、本日から家庭学習日となります。それぞれにすばらしい春が到来するよう、あともう少し耐えて最後までがんばってくれるよう祈っています。

1月29日(火)旭川藤幼稚園の卒園制作


卒園制作

 この日は、同じ学校法人のもとで交流のある旭川藤幼稚園の年長組25名とそのお母さんたちが来校しました。本校の美術の先生の制作指導を受けながら、卒園記念制作として陶芸に挑戦するためです。

 作っていたのは、マグカップのようでした。短い時間しか様子を見ることはできませんでしたが、親子で一緒に作業する様子がとても微笑ましく、何とも心が和みました。

 「出来上がったカップは、これから乾燥させて焼くので、1カ月くらいかかります。中には空気が入っていると窯の中で爆発してしまうものもありますよ。」と聞いて、園児たちはとてもびっくりしていました。

 このカップをみたときに、藤幼稚園でたくさんのお友達と楽しく過ごした日々が鮮やかによみがえってくれるといいですね。

1月28日(月)インフルエンザ警戒中!

消毒用アルコール

 さて、週が明けました。本校では3年生最後の定期試験を実施中ですが、世間ではインフルエンザが流行しているようです。かく言う藤高においても、ちらりほらりと罹患する生徒が増えて来ているところです。

 受験シーズンですので、罹患しないように、また罹患してしまった生徒は早めに完治してくれることを祈っています。写真は、この夏にリフォームされた生徒玄関ホールに備え付けれている消毒用アルコールです。

 どうか藤高の生徒に悪いウィルスや黴菌の類が寄り付きませんように…。みなさまもご家族も、どうぞお気を付けください。

1月25日(金)2019年度推薦入学試験

推薦入試

 この日は本校の推薦入学試験が行われました。天候にも恵まれて日程に混乱もなく、受験者全員が面接を済ませることができました。

 受験生のみなさんはもちろんのこと、付添いの保護者の方、また引率の先生方も寒い中、大変にお疲れさまでした。

 “冬来たりなば春遠からじ”…受験生それぞれに素敵な春が到来することをお祈りしています。

1月24日(木)2019年度推薦入学試験の準備

推薦入試準備

 思っていたほどに天気も荒れることなく、どうやら明日の推薦入学試験はつつがなく実施できそうで一安心です。

 この日は、推薦入試準備のため、会場設営後に生徒は放課となり、部活動もお休みとなりました。準備のできた校舎内は静まり返っています。

 案内掲示に、女子トイレに加えて男子トイレの表示があるのがとても新鮮な2019年度入試です…。

1月23日(水)UL1年NZ留学出発!

 

NZ留学出発

 この日は、天気予報では晩から北海道は大荒れと言っていましたが、空と雪がまぶしいほどに晴れ上がりました。いよいよUL1年がニュージーランドに出発する日です。本当に絶好の出発日和となりました。

 生徒の最後の1人が正午ころに無事に到着、空港まで送りに来られた保護者の方々に周りを囲まれて短い出発式を行いました。毎年度のことですが、NZ留学は3カ月もの長期間に及びますので、彼女らは留学中に越年度し、帰国した時には2年生になっています。

 加えて、今年度は帰国すると校名が変わっていて、新制服を着た男女の後輩たちと出会うことになります。

 出発式のあと、生徒たちは2階の手荷物検査のゲートに並び、1人また1人とゲートを通過して行きます。その生徒たちを、保護者は見守り、手を振り交わし、スマホで撮っておさめと、それぞれに見送ります。

 すべての生徒がゲートをくぐり抜けたことを確認し、ちょっと経ってから3階の展望台に行ってみると、10人ばかりの保護者の方が展望台で生徒の乗った飛行機を見に来られていました。

 親の愛って、本当に深くて、尽きることのない、掛け値なしの愛だなと改めて感じ入りながら、学校に戻って来ました。

1月22日(火)映画『生きる』(豪田トモ監督)上映会

映画『生まれる』

 この日の午後は、2年生が映画『生まれる』(豪田トモ監督)の上映会でした。藤高では、赤ちゃんが生まれるということを通して命、生と死などを考える授業を毎年実施しています。上映会はその授業の一環です。

 両親の不和、虐待された経験から親になることに戸惑いを抱く夫婦、出産予定日に我が子を亡くした夫婦、子供を望んだものの授からないことを受け容れて生きる夫婦、障害を持つ子を育てる夫婦、そのような夫婦が築いた家族を通して、生きることの意味や大切さを問いかける映画でした。

 藤高生が学窓を離れた後、ひとりの「人」としてどのように生きて行くのか、この授業の中からそのための何かを得られることができたらと願っています。 

1月21日(月)ULコースNZ留学壮行会

NZ留学壮行会

 1月も下旬に入りました。この日はセンター試験受験者が登校しての自己採点日なことは、日本全国お決まりの行事です。

 本校では、これに加えてUL2年生の企画したニュージーランド留学壮行会が留学する1年生とその保護者の参加を得て実施されました。時間のとれる3年生も参加してくれました。

 教員、卒業生(三井あき子様)、先輩の代表からそれぞれに激励の言葉があり、また留学する1年生の生徒からは感謝と抱負の表明がありました。

 また、相撲、玩具(けん玉・お手玉)、夏の過ごし方(すだれ・風鈴・浴衣)など、英語による3つの日本文化の紹介がありました。

 写真は、先輩と1年生(及びその保護者)が入り混じって同じテーブルを囲み、質問やそのアドバイスとなる体験談などを語る時間を撮ったものです。UL1年の留学生一行は明後日に旭川空港を出立します。

 思えば生まれてこの方、3カ月も保護者のもとを離れて過ごす体験(逆の立場から言えば、3カ月も我が子を手放す体験)などほとんど誰もしたことがないと思います。

 英語力の向上や異文化コミュニケーション能力の向上はもちろん磨き上げられますが、人としてのこの体験が帰国した生徒の心身を1まわりも2まわりも成長させてくれます。それが藤高ULコースのNZ留学です。

1月18日(金)UL1年NZ留学祈りの集い

旭川市長表敬訪問

 毎日降雪が続く中、いよいよULコース1年27名のニュージーランド留学が来週に迫ってきました。出発は23日(水)で、期間は3カ月、季節が真逆の南半球の国へと旅立ちます。

 この日の2校時には、本校のクサベラ館聖堂において、NZ留学の安全と成功を祈る集いが行われました。また、前日17日の午後には、西川正人旭川市長のもとへ出発前の表敬訪問にうかがいました。

 生徒代表による出発のあいさつのあと、西川市長から激励の言葉をいただきました。また、公務御多忙のところ、生徒ひとりひとりに抱負の発表を促され、それを聞いていただきました。

 今年度は、市議会の笠木薫議長もご同席され、生徒に励ましの言葉をいただきました。写真は、生徒が抱負を述べている時の西川市長(左側)と笠木議長(右側)です。

 三カ月に及ぶNZ留学の準備も大詰めです。留学中はもちろんのこと、直前の準備期間も健康と安全が最優先となります。

1月17日(木)雪、雪、そしてまた雪

 冬休み明け二日目ですが、旭川は昨日も今日もたくさん雪が降っています。不思議なもので、冬休みが終わると、雪がたくさん降り出すように思う年が多いと感じます。雪の冬休みも学校と同じに終わるのかな?と思えてくるほどです。

 写真はこの夏リフォーム工事を終えた中庭です。校舎の床に合わせて、それより少し低く床面を施工しました。降り積もった雪が窓下まで迫っていて、スペインタイルの壁面がかなり見えなくなって来ています。

 この雪が大雪山系をはじめとする山々にも積もり、次の春には上川盆地の田畑を潤し、そこに暮らす人に、まるで冬の辛抱のご褒美だとばかりに豊かな恵みをもたらしてくれます。

 必ずやって来る素晴らしい春の到来を待ちつつ、冬の厳しさを辛抱します。そしてまた冬を楽しみ、明るく元気に乗り越えたいところです。

1月16日(水)冬休み明けは大掃除から!

 冬休みも終わり、2019年最初の日を迎えました。2019年もスクール・ダイアリーのページに訪問いただきましてありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 さて、昔も今も変わらない風景ですが、藤高は大掃除で締めくくりをして夏休み・冬休み・春休みに入り、休み明けは何はともあれ大掃除をしてから授業に入ります。

 普段の掃除も、大掃除も、生徒たちが心を込めて校舎をきれいにしてくれるので、決して新築まもない新しい校舎ではありませんが、ご来客からはしばしば「校舎がとてもきれいですね」とお褒めの言葉をいただきます。

 生徒のがんばりといい、ご来客のお褒めの言葉いい、ありがたく、また嬉しい限りです。きっとがんばった生徒自身の心の中こそが気分爽快なのではないでしょうか。

 写真は生徒玄関ホールの掃除をがんばってくれている生徒の様子です。場所が場所だけに着込んで頑張っている姿も見られましたす。生徒玄関の方にも目を向けると、新しい靴箱に一生懸命雑巾がけをしてくれていました。

12月21日(金)明日から冬休み

スペインタイル

 明日から冬休みが始まります。このスクール・ダイアリーも冬休みに入らせていただきます。冬休みとはいえ、講習や部活動、ボランティア活動など生徒の活動は盛りだくさんです。

 今朝は、冬休み前の全校集会が行われました。学校が3学期制だったころは、この日に2学期の終業式が行われていましたが、今は学期の終わりではないので、全校集会で区切りをつけてから冬休みに入ります。

 全校集会が終わって体育館から引き揚げる時に中庭に面した廊下を通りました。ここは地面に砕石が敷かれただけの空間でした。しかし、この夏の改修工事でウッドデッキ調の床面が施工され、柱や窓の上の壁が左官さんのコテ仕上げで白い壁に塗り替えられました。

 写真は窓下の腰壁ですが、ここはタイル仕上げです。輸入物のスペイン・タイルが施工されています。何となくスペインのパティオ(中庭)を思わせるようなつくりです。

 秋までは、イスやテーブルが出されていましたが、冬になって撤去されました。床面には雪が降り積もり、スペインのパティオどころではなく白一色になってしまいました。でも、これはこれでタイルときれいに調和しているなと思いました。

 クリスマスが近づいているせいか、身も心もすっかりクリスマス状態らしく、ギザギザの二等辺三角形が並んでいる列が、小さなクリスマス・ツリーの行列のようにかわいらしく見えました。

 本校の、この「スクール・ダイアリー」のページにアクセスしてくださった皆様、そのご家族、友人、知人、そしてすべての方に、クリスマスの平和がもたらされ、光あふれる新年、2019年をお健やかに迎えられますようお祈り致します。

12月20日(木)クリスマスお喜びの会

キャンドル・サービス

 恒例の「クリスマスお喜びの会」が、フランシスコ会神居修道院の阿部慶太神父様の司式で行われました。今年度は「みことばの祭儀」の年でした。写真は、キャンドル・サービスの様子です。

 今からおよそ2000年以上前にイエスが生まれ、その教えが全世界に広められていったこと、北海道にも教会が出来て、カトリック学校ができていったこと、故に生徒も、教職員も、こうしてこの場に集っていることを、神父様は確認するようにして触れられました。

 その上で、各自の信仰や信仰の有無にかかわらず、ここに集う人たちにとって、このクリスマスの出来事は無関係ではないことなど、全世界に与えた影響の大きさを話されました。

 翌日の全校集会が終わると、冬休みです。今年のこの会のテーマは「希望」でした。3年生はじめ生徒のみなさんには「希望」を胸に有意義な冬休みを迎えて欲しいと願っています。

 

12月14日(金)冬も元気に部活動


ダンス同好会

 先週末、明日はバスケットボール部が試合だなと思って、放課後の様子を体育館ギャラリーに見に行きました。バスケットボール部とバドミントン部が練習に打ち込んでいました。

 体育館ギャラリーに行こうと廊下を右折したら、生徒が輪になってストレッチをしていました。ダンス同好会の生徒たちでした。学校祭でのパフォーマンスは見せてもらいましたが、練習しているところは初めて見ました。

 みんなで輪になって活き活きと活動しているところが、何となくいい感じに思えたので、ちょっと1枚撮らせてねと声を掛けて撮ってみました(遠慮していたので、写真としては離れすぎ…)。外はすっかり冬ですが、運動部のみなさんはしっかり頑張っています。


 北海道高等学校バスケットボール新人大会旭川地区予選において、本校バスケットボール部が優勝し、今日18日(火)の全校朝礼で、その賞状伝達がありました。次なる大会は2月とのこと、さらに練習を重ねてよいチームづくりをしてくれるよう期待しています。

12月15日(土)UL「英語劇」

UL英語劇

 12月も折り返しです。この日の午後は、ULコースの恒例行事「英語劇」が上演されました。とにかく劇の企画進行そのものはもちろん、背景のムービーや大道具、小道具の事前準備も含めて、すべて生徒による手作りです。

 そして、この日が初舞台にして千秋楽です。劇そのもののストーリー展開もさることながら、ここまでクラス全員でひとつのものを仕上げるには様々なドラマがあったことでしょう。

 当日は、保護者の皆さまはじめ、近隣の中学生の皆さまにも多数お出でいただきました。感謝いたします。演ずる側も緊張感を超えて、やりがいの方が勝ったひと時だったのではないかと思いました。

12月14日(金)給排水管改修工事Ⅱ

講義室資材置場

 冬休みを前にして、冬休みからでは年度内の工事が間に合わないということで、給排水管工事の後期工事がすでに始まっています。休み時間や放課後にはわりと大きい音が出たりして、工事をしているなという実感が「大あり」です。

 写真は、主に選択授業に使われる講義室の中の1室です。工事のための資材置き場と化しています。工事をすすめる職人さんたちが行き来しては、建材を運び出しています。

 藤高の校舎は耐震建築です。でも、その校舎の寿命を延ばすため、夏場には屋上防水改修工事を実施しました。同じ目的でこの給排水管改修工事を行っているところです。

 2018年度、旭川の地で藤高は、風雪に耐え、65年間の歩みを続けて参りました。「藤星」と改名する2019年度以降も、この改修工事で長寿命化の成る学び舎に集う教職員と生徒の元気なパワーで、一歩、また一歩と堅実な歩みを続けて参ります。

 謙遜に、忠実に、潔白に…。

11月13日(木)中間試験後の授業

富山授業

 中間試験も終わりましたが、冬休み前の授業が終わるには、あと何日かあります。今日は授業時間中に廊下を歩いていたら、みんなしっかりと授業に取り組んでいました。

 冬休みやクリスマスに浮足立った感じもありません。「やるときはやるね!藤高生」とすっかり感心しながら授業風景をのぞいていました。

 写真はガラス越しに撮ったので、反射による映り込みがありますが、理科の授業中です。藤高の各教室には黒板の片側にロール状に巻いてあるスクリーンとそれに投影するプロジェクターが備えられています。

 この時間にも何人かの先生がこれにノートPCにつないで説明に活用していました。いちいち大道具を運んでくる必要がないんですね。

 生徒の立場になって、授業をずっと見聞きしていたことがありますが、図や絵が動いてくれるというのは、考える上でとても助かるものだと思いました。

 先生にとっても、生徒にとっても、ワン・クリックで素材を瞬時に切り替えられるというのは、流れを止めずに学習を展開できる点で良いと思います。

 「本当に便利な時代になったものだ」としみじみと思いながら、iPadで写真を撮った昭和の時代の高校生は満足げにこの教室を後にしたのでした…。

12月12日(水)晩の生徒玄関


晩の生徒玄関

 放課後になって外が暗くなったころ、生徒玄関に明かりがともります。明るい時間帯にはたくさんの生徒が下校しますが、この時間帯は2~3人でパラパラと玄関から出てきては家路につきます。

 今日も一日、たくさん学び、たくさんのことがあったんだろうなと思いながら見ていると、帰るときの生徒たちは明るい声で友人との会話に花を咲かせて下校して行きます。おうちに着いて、家族の顔を見たらどっと「疲れた~!」となるのかな…?

 そんなことを想像しながら、「さようなら」と声をかけると、「さようなら」とユニゾンであいさつを返してくれます。「明日も元気に学校に来てね」と心の中でつぶやきます。

 生徒玄関は夏の改修工事で姿が一変しました。この時間帯に外から見る、照明に照らされた生徒玄関の空間の眺めが「とってもいいな~」って、いつも思っています。写真を撮ってみましたが、実際にその場に立った方がずっと見映えがしてきれいです。 

12月10日(月)大雪 大入り かき入れ時

朝に大雪

 週明けの月曜日は朝から大雪となった旭川です。校庭の植栽も、校務員さんが積雪期前にと雪つりをしてくださったのですが、それにしてもこの松、積もった雪がとても重そうで、見ているだけで肩こりがして来そうです。

 この季節、各中学校では、受験生の皆さんが三者懇談などを通じ、高校入試の受験校を固める時期でもあります。「大」つながりで、「大入り」という言葉があります。

 これは興行でお客さんが場内にたくさん入ることを表す言葉で、先月終わった大相撲九州場所などでも使われます。私立高は興行収入で儲けるところとは違いますので、全くの場違いな言葉です。

 でも、来春の男女共学実施による学校の活性化を願う本校としては、今朝のドカ雪状態はともかくも、「藤高」あらため「藤星」で学びたいという生徒のみなさんが、男女問わず多数入学してもらえるならば、“藤ファミリー”あげて心から大歓迎です。

 ところで、「大入り」からの商売繋がりで、繁忙期を表す「かき入れ時」という言葉があります。この時期には、毎年「クリスマス商戦」などという言葉も聞かれます。「戦場」にも例えられるほどの忙しさなのですね…。

 今朝のような大雪ともなると、最近では家庭でもかなり普及して来ているロータリー式除雪機にとっては、確かに“掻き入れ時”なのかもしれません。

 でも、「掛け売り」(いわゆる“ツケ”)が一般的だった江戸時代のこと、「年末年始はかき入れ時」という場合の正しい用字は、「書き入れ時」なのだそうです。注文が入る、売上があがるで、「帳簿」に記録する量が(現代風に言うと)“半端ない”わけです。

 さて、このようなことはこの季節前後の街の風物詩として、根雪になると辺りが明るくなり、純白の校庭が現出します。まるで、校訓「謙遜 忠実 潔白」を絵に描いたような光景です。純白の雪に心洗われる思いのする、待降節第二主日の翌日を迎えた藤高の朝です。

12月6日(木)“目から鱗”の絵本寄贈

訳本

 今日は、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスの祝日です。今朝の旭川はまた白い雪が少しだけ積もりました。クリスマスが少しずつ近づいてきています。

 ところで、11月の終わりころにULコース3年の生徒から図書の寄贈を受けました。「王さまと海」という絵本です。写真の右上が原本「The King and The Sea」の表紙で、左下がその訳本です。

 神戸女学院大学主催の絵本翻訳コンクールにおいて、全国360校1,700余名の応募作品の中から優秀賞(第2位)に選ばれ、訳本として「形」となったものとのことでした。

 つまり寄贈者はその訳者です。学生・生徒というのは、せっせと本を読んで勉学に励むものとばかり思っていましたが、その「思い込み」を砕かれるような刺激的なプレゼントでした。

12月4日(火)全校朝礼(アドベント①)

全校朝礼

 一昨日の日曜日は、カトリック教会でいう「待降節第一主日」でした。このごろはカタカナの方が馴染みがあるかもしれません。「アドベント」、キリストの降誕を祝うクリスマスを心静かに迎えるための期間の始まりです。

 本校の全校朝礼は火曜日に行われますが、この日は生徒会執行部の手で馬小屋(プレぜピオ)とツリーが飾られたステージで、いつもと違う雰囲気の中で全校朝礼が行われました。

 入場の時、体育館の入口を通ったところで、この飾りが目に入ると、あちらこちらで生徒が「かわいい」と言っていました。待降節(第1主日)のメッセージは、「目を覚ましていなさい」です。

 イベント化されたクリスマスを楽しむ一方で、心静かに、身近な人、世界の人々に平和なクリスマスが訪れるようお祈りするひと時も持ちたいものです。

 中間試験後で、待降節の時期が来たとはいえ授業は続いています。受験勉強もいよいよ佳境のことと思います。聞けば、これから公式戦のある部活動もあるとか…。

 勉強も部活動も、ともにしっかりと目を覚ましていて、大切な時間や機会をみすみす逃さないように学校生活を送りたいものです。

12月1日(土)馬小屋の飾り

プレぜピオ

 カトリック教会では、12月2日(日)から「待降節(アドベント)」に入ります。この日はその前日です。

 生徒会執行部のみなさんと顧問の先生方に玄関ホール前に大きな馬小屋(プレゼピオ)を飾り付けていただきました。体育館ステージの飾りも整っていました。

 本校では、ここから毎週火曜日の全校朝礼でアドベント・キャンドルに灯をともして、心静かにキリストの降誕をお祝いする時期に入って行きます。

11月30日(金)後期中間試験の最終日

中間試験の教室

 中間試験も最終日です。試験開始前のちょっとした緊張感の走る教室の様子です。良きにつけ、悪しきにつけ、努力した通りの結果がでることでしょう。

 その中間試験が終わると、はや12月です。アドベント(待降節)の時期に入ります。時間の流れのはやさを感じずにはいられません。

11月26日(火)中間試の初日

臨時キーボックスとミニ・トルソー

 中間試験の初日を迎えました。試験前から職員室の生徒の出入りが制限されます。いつも使っているキー・ボックスも、試験モードに入ったようで、前の入口のドアの真正面に移設されています。

 それを見ると「もう中間試験だな~」という感慨を禁じえませんが、どうしたってキー・ボックスよりも、その左右に置かれたトルソーに目が行ってしまいます。

 本校の現行の制服のミニチュアが右側、新年度の男女共学を機に採用する「旭川藤星高校」の制服のミニチュアが左側です。これって何だかかわいらしいですね(同意を強要するものではありませんが…)。

 左側のミニチュアは、先週の水曜日に業者さんのところからやって来ました。怒涛のように駆け抜けてきた2018年も、週末からはいよいよ12月に入ります…。

11月26日(月)気温が緩んで雪どけに

正門方向

 週末は気温が下がってたくさん雪が降り積もりましたが、その後は気温が緩みました。

 今朝は通勤・通学時間帯からシャーベット状の雪です。写真は正門方向ですが、草地は白くアスファルト上はベシャベシャです。

 明日からは中間試験が始まります。お天気が生徒の登下校の味方をしてくれることを祈ります。

11月22日(木)高教研教務部会「保健体育」部会

 昨日21日(水)は、本校が事務局校を担当させていただき、「平成30年度上川管内高等学校教育研究会教務部会保健体育分科会の総会・研究協議会」が、本校の講堂・体育館を会場に開催されました。

 写真は研究協議会の実技の様子を撮ったものです。今回の実技研修は「合気道」です。「いざという時の合気道~護身術とコミュニケーションの視点を踏まえて~」というテーマで行われました。

 2時間足らずの研修の中で、合気道の“エッセンス”を伝える指導者にも、それを吸収する体育の先生方の身体能力の高さにも、とても感嘆しました。

 合気道の先生の指導力や体育の先生の身体能力を「ほめる」のは失礼なことですが、それよりも印象深かったのは、指導者と参加者、そして参加者同士のコミュニケーションが非常に滑らかだったことです。

 武術ですので安全に気を配って真剣にやっていらしたと思いますが、どのように形容したらよいのか、とにかく会場がとても「楽しげ」な雰囲気で盛り上がっていました。

 人とコミュニケーションを取りながら運動することの楽しさ、共に楽しく運動することで親しみが増す人間関係が、自ずと現れていたのではないかと思います。

 今回の講師は、本校の授業でもお世話になっている合気道旭川道場の多田昌弘先生、多田由香先生にお願いしました。

 本校の1・2年生の体育の授業では「合気道」の時間を組み込んでおり、毎年秋ごろに両先生のご指導を受けて実施しています。

11月21日(水)1年生の進路ガイダンス

1年進路ガイダンス

 昨日20日(火)の午後は、本校体育館で1年生の進路ガイダンスが行われました。大学などからスタッフにお出でいただき、写真のような“アイランド”がたくさんでき、生徒は興味関心のある所に行って少人数でそのプレゼンテーションを聴きます。

 時間が区切られていて、1つだけではなく複数の大学r等の情報を得ることが出来ます。このように興味関心のある進学先の話を早い段階で直接聴くことによって、生徒の学習に対するモチベーションが高まることに期待したいところです。


 今朝の旭川は、道路の所々に雪が薄っすらと白く積もった状態でした。いよいよ冬の到来です。人も車も、交通安全には十分に気を付けたいものです。

11月20日(火)藤の樹の「復活」を願って

藤棚完成

 今月5日(月)から始まった校門入って左側の藤棚の工事と藤の剪定が昨日で終わりました。長年の雪害を受けて来た古い藤棚は撤去され、後方に新たな藤棚として木製のパーゴラが新設されました。

 藤の樹は強剪定が行われて、残った幹には冬越しのために「むしろ」が被せられました。剪定直後には藤がなくなるのかと心配する声もあったほどですが、この強烈な剪定は若返りと新たな藤棚に枝を誘引するために行われました。2~3年ほどは花つきがあまり期待できないとのことです。

 当然のことですが、これだけ伐られても根と幹は元のままです。来春からのこの藤の「復活」を願うとともに、移管・共学後の学校もしなり強い丈夫な枝を伸ばして葉をつけ、新たな美しい花を咲かせてくれるようにと願っています。


 本日は無事に終えることのできた修学旅行の休養日もあけて、全学年、全コースが揃って全校朝礼が行われました。そして、畳みかけるように、中間試験1週間前です。

11月19日(月)1年UL親子会~NZ留学に向けて~

1年UL親子会

 先週末の17日(土)は、1年ULコースの「親子会」でした。本校のULコースでは、2019年1月23日(水)出発予定で、全員がニュージーランドでの3カ月間の留学に行ってきます。

 そのためのガイダンスが、このように保護者と生徒が同席して、定期的に行われています。このような入念な準備や事前学習の場を生徒だけではなく、保護者とも共有することは、留学の成功、成果にとても大きな好影響を与えています。

 また、高校生くらいの子とその親とが、NZ留学という大きなチャレンジに向けて、長期間にわたって話題を共有してコミュニケーションを深めて行けること自体にも、大きな意義があるように感じられ、またとても幸せなことのように思われました。

11月16日(金)クサベラ館のこと


クサベラ館ドウダンツツジ

 今週の火曜日は、月に一度16:00から始まるクサベラ館でのミサの日でした。翌朝に初雪が降った前の晩です。市内の教会の方、同窓生、在校生など20名近くが集まってのミサでした。

 来月のことになりますが、12月11日(火)のミサの中では、洗礼志願者の洗礼式が行われるとの告知がありました。

 お見送りに玄関に出てみると、もうだいたい終わったと思っていた紅葉の名残で、ドウダンツツジの植え込みが玄関の照明を浴びて、紅から黄色の美しいグラデーションを楽しませてくれました。

 クサベラ館は、1998(平成10)年に落成しました。鐘楼や聖堂を備え、1階には創立者Sr.クサベラ・レーメゆかりの品々が展示されています。また、食堂、研修室、宿泊室などを備えています。

 生徒のセミナーハウスとして、学習や部活動のための合宿、和室を活用した文化部の活動の場などとして、また同窓生の茶話会やサークル活動の場となる同窓会会館として活用されています。

 とても、きれいで明るく、ゆったりと落ち着いた気分になれる“藤高の癒しスポット”だと思います。


 11月16日(金)の『道新ななかまど』の連載コーナー「みんなの放課後 vol.64」に本校バスケットボール部の活動が紹介されました。

 集合写真の部員の笑顔がとても素敵に撮れていました。活き活きと頑張っている人は、それが顔に現れるものだと常々感じさせられます。 

 

11月15日(木)3年生が救急救命講習を受講

救急救命講習

 この日は、旭川北消防署より8名のスタッフにお出でいただき、救急救命講習が開催されました。参加したのは、あと数カ月で卒業となる3年生です。

 クループに分かれ、「人形」を使って、心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使い方などの説明を受けて、実際に順番にやってみていました。

 最近は、AEDの置かれている場所が増えていますし、9月の胆振東部地震などで災害救助などに対する関心も高まっています。

 卒業後、いつかどこかで何らかの必要に迫られたときに、この時間の経験が多少なりとも活かされて人命救助に繋がってくれたらと思いました。

11月14日(水)ULコース2年の研修旅行

初雪舞う旭川空港

 この日は、2年の修学旅行・研修旅行のうち、最後の出発となるULコースの研修旅行の出発日です。ULコースは、1年生の終わりに3カ月のニュージーランド短期留学に全員参加するので、修学旅行ではなく、東京への2泊3日の研修旅行となります。

 今朝はお天気もぱっとせず、8:10から簡単に出発式をしましたが、ちょうどそのころ「あっ、見て。雪だ。」と誰がが言い、窓の外を見るとわずかに小雪がちらついていました。今年最初の雪を見てからの出発となりました。

 赤道を超えて3カ月を過ごしてきた「つわもの」女子ですので、しっかりやってくれるものと信じていますが、とにかく気を付けて楽しく元気に過ごして帰って来て欲しいと願っています。

 

11月13日(火)「グループホーム花」訪問

グループホーム花

 この日の午後は、毎年お世話になっている「グループホーム花」さんに、進学コースの生徒が2回目の訪問をしました。前日に1クラス、この日に1クラスと少人数で訪問し、入居されている方々と自分たちで企画した交流会をして来ました。

 介護などの福祉の現場を訪問させていただいて、実際を見聞きし、感じ、考えて来る、1度ならず2度も訪問させていただくということは、生徒にとって、またとない本物の学習の機会なのではないかと思います。

 施設長様からは、「今年の生徒さんは例年に増して明るく元気ですね。入居者もスタッフも元気を分けていただいて嬉しかったです」というような、かえってこちらの方が嬉しくなるような、心温まるコメントをいただきました。

11月12日(月)3年生体育の授業で創作ダンスの発表会

3年体育創作ダンス発表会

 この日は、午前中に進学コース2年生を乗せた修学旅行のバスが学校から出発するのを見送りました。少しだけ冷たい雨が降っていましたが、関西との寒暖差に気を付けて楽しく過ごして来て欲しいです。

 校舎に入ったら、3年生が体育の授業でクラスごとに創作ダンスの発表会をしていました。3年生にとっては、卒業に向けて授業も着々と集大成に入っているってことなんですね…。

 体育館のギャラリーには先生方が5人ばかりいて、生徒の創作と練習の成果を見に来られていました。仕事の時間を割いて来てくれるなんて、学芸会のときの父さんやお母さんのようにやさしいなと思いました。

11月9日(金) 修学旅行・研修旅行祈りの集い

修学旅行祈りの集い祭壇

 今日の1時間目は、2年生の学年集会でした。「修学旅行・研修旅行祈りの集い」が本校講堂で行われました。みんなで心を合わせ、旅行が楽しく安全なものになるようにとお祈りしました。

 明後日からそれぞれのコースごとに旅行先に出発することとなります。学校の方は学年が1つ抜けて活気がなくなりますが、2年生には楽しく元気に過ごして来て欲しいと思います。

 最初で最後の高校の修学旅行・研修旅行、そして人生最後の修学旅行・研修旅行が様々な面において実り多いものとなりますように…。

11月7日(木) 放課後の自習室

放課後の自習室

 生徒完全下校の時刻のチャイムが鳴ったとき、自習室前を通りかかったら、自学自習に打ち込む生徒の姿が入口の窓から見えました。

 立冬を迎え、日没もずいぶん早くなりました。「勉学の秋」とはよく聞く言葉ですが、ここからは“勉学の冬”ということでしょうか。

 時には頑張りすぎて力尽きることがあっても、春に向けてコツコツと自らの進路の夢を実現すべく、最後までがんばってほしいです。

11月6日(火)藤棚の工事はじまる

藤棚工事

 連休が明けた昨日5日(月)から、藤棚の工事が始まりました。校門から入って左側に続く藤ですが、かなりの年数が経っていて、積雪の重みで年々大変な状態になって来ていました。

 今回、お向かいの藤幼稚園の園庭整備事業の一環として、積雪に耐える藤棚が新しく造られることになりました。新しい藤棚は、通路から見て奥側に造られます。

 藤はかなりの太さがあり、大蛇のように伸びています。これを剪定して新たな藤棚に誘引する、かなり大掛かりな作業を要するとのことです。

 樹にかなりの負担がかかるということで、具体的にどうなるかはやってみないと分からないようですが、工事後2~3年後は花つきが悪くなるとのことでした。

 それでも、移管・共学という大きな節目の年に大掛かりな整備がなされることで、この先もずっと私たちがめでることが出来ますようにと願いながら作業の進むさまを眺めています。


 先週末に全道高校バスケットボール選手権大会が釧路市で行われました。戦績は、1回戦:73‐65(東海大札)、2回戦:64ー56(北星女子)、3回戦:51‐75(札幌東商…優勝)とのことで、全道ベスト8という結果になりました。

11月5日 ユジノサハリンスク州の高校生との交流会


旭川ユジノサハリンスク相互交流

 11月2日の夕方にユジノサハリンスク州の高校生が来校しました。旭川市とユジノサハリンスク市の相互交流事業の一環としての日本の高校訪問です。

 本校ULコースの2年生が、翌日から旭川市内にホームステイするロシアの高校生10名を迎える交流会を企画して歓迎しました。

 一行は1日から5日まで旭川市に滞在します。この日は来校して本校を見学したのち、講堂でゲームなど行って交流を深めました。

 先に旭川市の高校生10名がこの夏にユジノサハリンスクを訪問し、交流して来ました。その引率教員は本校が務め、参加生徒のうち本校生徒は2名でした。

 英語を母語としない高校生どうしが英語を会話のツールとして交流するというのも、きっと意義深いものがあったことと思います。

 写真は、通訳のマリアさんにモデルを依頼(その場で無茶振り?)しての似顔絵ゲームで、ジャッジをしている様子です。


 また、この日は公益財団法人AFS日本協会の留学生を本校(このクラス)に受け入れてから早1か月が経ち、最後の1日となりました。英語を母語としない(母語は仏語)留学生でしたが、日本語の力と優しく明るい人柄でみんなと親しくなって過ごすことが出来て何よりでした。


 この日の放課後、うれしい速報が入ってきました。このクラスの生徒が、第19回全道高等学校英語弁論大会において第1位に輝きました。

 

11月2日 追悼ミサ

追悼ミサの花

 11月2日はカトリック教会の「死者の日」です。多くのカトリック学校と同様に本校でも帰天された学園関係者のご冥福を祈ります。

 本校の追悼式は最近しばらく「みことばの祭儀」の形式で行われてきましたが、今年は追悼「ミサ」として執り行われました。

 ミサは、チャプレンとして全校生徒の宗教の授業を担当くださっているフランシスコ会神居修道院の阿部慶太神父様の司式で行われました。

 人の命は死で終わるのではなく、「復活」して続くということがキリストの教えの根幹であり、そうであるからこそ「生きる」ということに大きな意味があるというお話が印象に残りました。

 写真は、ミサで祭壇に供えられたお花で、ミサ後に来客玄関ホールの聖母子像に供えられたところを撮ったものです。

 

11月1日(木)一足早くサインポール工事


サインポールの工事

 今年も11月になりました。フライングになりますが、冬期間の工事は何かと支障が多いとのことで、春を待たずにサイン・ポールの工事が始まりました。

 長年「藤高にはこちらからどうぞ!」とお客様を道案内して来た看板面も架け替えで見納めです。そんな一抹の寂しさ、悲しさを背景の雲の色が象徴しているかのように見えました。

「変わるんじゃない。進むんだ。」校内外に発してきたこの言葉を思い出し、冬至に向かうこの時期を、みんなで元気に過ごそうと思います。

 今日の午前中はバスケットボール部が長めの朝練習をしてから全道大会に出発しました。午後には明日行われる毎年恒例の追悼ミサの聖歌練習が行われます。

10月31日(水)バスケットボール部、全道大会へ!

バスケットボール部の練習

 放課後にいつもにまして元気な掛け声が聞こえていたので、体育館に行ってみたらバスケットボール部の練習中でした。

 気合が入るのも、もっともです。明日から選手権の全道大会で釧路遠征です。仕上げの練習も大詰めなのでしょう…。

 「藤高はバスケが強いですよね」とお声をかけてくださる方が少なくなく、気にかけていただいていることに感謝の念を抱いているところです。

 ただ、部員生徒を見ていて何よりもうれしいことは、様々な大会で戦績をあげてくれること以前に、いくつかあります。

 ・日中に制服を着ていて廊下で会ってもにこやかに元気なあいさつをしてくれること。

 ・行事などでは自分たちがするのが当たり前であるかのように率先して作業にしてくれること。

  (そういえば、夏の高校野球北北海道大会でも毎年プラカード持ちのお手伝いに出かけていますね)

 きっと技術の鍛錬だけではなく、このような心掛けが伝統となっているから良い戦績をもたらしてくれるのかなと思いつつ、今回の全道大会での活躍にも期待しているところです。

10月30日(火)マリアガーデンの晩秋

マリアガーデンのシュウメイギク

 学校の前庭中央に聖母子像があります。同窓生の皆さまが寄贈してくださった御像で、この先代のマリア像はクサベラ館の前に移転されて現在に至っています。

 さて、この御像の周りの花壇は「マリア・ガーデン」と呼ばれています。毎年多くの花々が、季節ごとに咲いては私たちの目を楽しませてくれています。

 花の季節もそろそろ終わりですが、今シーズンの最後とばかりにはシュウメイギクがひときわ目立って聖母子像を引き立ててくれています。

 実はこの花壇、花壇名と同じユニット名「マリア・ガーデン」の生徒によるボランティアで維持されています。時間を作って共にお世話くださる先生方もおられます。

 今シーズンの有志生徒は熱心なことにどのような花を育てたらいいかアドバイスをいただきに、休日に校外で専門家に相談して来たのだとか…。

 もっとお金を掛け、造園業者さんが花を選定して折々に管理してくださる形をとれば、見た目にはもっとゴージャスなガーデンになるのかもしれません。

 でも、このガーデンの「センター」をおつとめの聖母マリアと幼子イエスにしてみれば、きっと本校の生徒や教員の心のこもった花壇の方がお気に入りに違いありません。

10月29日(月)同窓会「藤の朋」懇親会

同窓会懇親会

 昨日は正午から同窓会「藤の朋」懇親会が開催されました。学校創立65周年の節目の年で、さらに今年度いっぱいで校名が旭川藤女子高校から旭川藤星高校に変わります。

 そのためか参加の同窓生はいつもの同窓会懇親会の2~3割ほど上回ったとのことで、和やかにまた盛大に開催されました。同窓会員の方々の「母校愛」がひしひしと伝わってくる集いでした。

 生徒と教職員とを問わず、いま学校に在る者のひとりとして、創立者の精神と良き伝統をどのように受け継いでいくかという「宿題」を課せられていることを改めて強く思い起こす契機となりました。

10月20日(土)授業体験会を開催

授業体験会

 秋も深まり、中学生の「高校選び」もいよいよ大詰めのことと思います。今日は、本校の授業体験会です。中学生、そして保護者の皆さんを大々的に招いてのイベントのファイナルとなります。

 幸いにして晴天に恵まれ、校門右側のイチョウの木の黄色が鮮やかです。どうか今日のこの機会が有意義なものとなりますように…。

10月19日(金)屋上防水改修工事おわる

屋上防水改修工事完了

 夏休みから始まった屋上防水改修工事が終わりました。夏休み明けには、玄関・玄関ホール・トイレ・更衣室などの改修工事が完成しました。

 それらの工事に対し、これから再開する給排水管の改修工事と併せて、屋上防水改修工事は校舎の耐久性を高めるために必要な工事です。

 地味で目立ちませんが大切な工事です。目立つこともなく、人からも特に称賛されず、それでも大切なこと、必要なことはたくさんあります。そのようなことを、おろそかにしないように努めたいものです。

 本校と堤防の間の広場から見る大雪の山並みはすでに美しく冠雪しています。通常はは出入りできない屋上から見るその山並みの眺望もまた格別でした。

10月18日(木)同窓会の懇親会10日前

同窓会ポスター

 来客・職員玄関に同窓会「藤の朋」懇親会のポスターが貼り出されてから久しいですが、早いもので10日後にその日を迎えます。

 この集まりは3年に1回の開催と伺っていましたが、今年度は創立65周年で、母校の大きな節目に当たるとのことでの開催とお聞きしました。

 写真は、同窓会が寄贈してくださった正門を入って左側にある聖フランシスコ像と藤の花房です。1期生の方が撮影された写真と伺いました。

 久しぶりの旧友や恩師との再会に、互いの健康を喜び、旧交を温め、再会を期する、喜びにあふれたすばらしいひと時となりますようにお祈り致します。

10月17日(水)旭川藤幼稚園の秋

園児枯葉遊び

 秋も深まってきました。本校正門の横の緑地の木立も色づき、枯葉となって地面に舞い降りて来るようになりました。

 写真は先週の撮影になりますが、同じ敷地内の旭川藤幼稚園の園児たちが2列に並んでこの広場にやってきました。

 同幼稚園は、大規模小売店舗の林立するこの地域にありながら、園児が自然のものと直に触れ合うことを通じて得られる機会をとても重視しています。

 みんなで歓声をあげながら、落ち葉を踏みしめる感触を確かめて走ったり、歩いたり、落ち葉を集めてはパッと放り上げたりして大いに楽しんでいました。

 本校の生徒は、幼稚園の厚意で、コースによって異なりますが、年に1~2回、クラスごとに幼稚園訪問を実施しています。

 2回目の訪問があるクラスは、1回目の訪問で得たことをもとに、2回目の交流会の内容を生徒自らがプランニングして交流して来ます。

 自ら体験して、それをもとに考え、実践するという取り組みを、本校は幼稚園訪問においても実践しています。

 園長先生のお話によると、園児たちはこの高校生のお姉さんたちの訪問を楽しみにしてくれているとのことで、来年度以降はお兄さんたちも来てくれるようになると喜んでくれているとのことでした。

 高校生に学びや発見の機会と出会いを与えてくれる“小さな先生”たちには、微笑みのうちに感謝、感謝です。

 

10月16日(火)マリア院解体

マリア院解体

 マリア院(修道院)の解体が進み、今朝の段階で建物は形をとどめず、がれきの山になっていました。向こうに見える建物は、旭川藤幼稚園の園舎です。

 新年度からの経営移管、校名変更、男女共学を前に、マリア院の解体が名残惜しいと言えば、後ろ向きにも聞こえます。しかし、人は歩んで来た道をしっかりと振り返ることで、新たな道を歩む力強い第一歩を踏み出せるように思います。


銘板2枚

 解体されたマリア院の建物は、かつての寄宿舎の一部でもありました。寄宿舎を閉じるに際し、その銘板は取り外され、クサベラ館に保管されています。

 同じくこのマリア院の銘板も取り外した上で、同じ場所に保管しました。この寄宿舎で過ごした高校時代の日々、お世話になったシスターを思い出すよすがとなりますようお祈り致します。


 今朝は全校朝会がありました。すでにこのスクール・ダイアリーで紹介した各大会の賞状伝達のほかに、高文連全道弁論大会の課題の部、自由の部でそれぞれ1名の生徒が優秀賞を得ましたので、その賞状伝達も行いました。

 この大会の上位3名は全国大会に出場することができます。この2名の全国大会での活躍にも期待したいと思います。

10月15日(月) 体育の授業の1コマ

体育の授業

 体育館での授業風景をふとのぞいてみると、体操の授業が行われていました。生徒がファイルに挟んだシートをもって担当教員の説明を聞いています。

 聞いていると、この体操授業の時数、運動内容の到達目標と評価の観点など、シラバスに関する再確認の説明でした。

 その上で各自の得意・不得意を考え、平均台とマット運動それぞれにかける各自の練習時間の配分と現段階の各自の技量を踏まえ、それにあった練習内容を考えて、それを記入するように促していました。

 その作業が済んだ生徒から、各自の練習を開始していました。

 行事はもちろん、学習においても、本校はこれまでも生徒が主体的に学ぶ授業づくり、生徒が自ら考える授業づくりに取り組んで来ました。

 その取り組みは大学受験関連の5教科だけではなく、その他の教科にも及んでいます。ICT 機器の活用についても同様で、体育館での体育の授業にも普通に活用されています。

 

 

10月12日(金)スポーツの秋


籠球秋季地区大会

外の仕事に出ると、「藤高と言えば、バスケットボールが頑張っていますよね」と言っていただくことが多々あります。

今回の選手権大会旭川地区予選(秋季大会)では、離れ離れになって久しく1年が過ぎていた優勝旗と優勝杯、賞状を持ち帰って来てくれました。

選手の日々の努力や顧問の先生のご指導の賜物と心から賛辞を贈ります。賛辞と言えば、この部の日ごろの活動全般に惜しみない賛辞を送りたいと常々思っています。

練習に打ち込む姿のほかにも、校内外の様々な場面で奉仕する姿、定期試験前には練習が始まるまでみんなで集まって試験勉強する姿などを目にすることがあります。

よく目に触れるところでは、校内では学校行事や生徒会行事の設営・運営・撤収の手伝い、校外では野球の北北海道大会での入場行進のプラカード持ちなどの手伝いなどがあげられるでしょうか。

廊下などで会うと、いつも清々しい挨拶をしてくれます。学力を育むのは当然として、他者への思いやりの心を育むなど「心の教育」を根幹に据えているカトリック・ミッション校にふさわしい部だと思います。

この後、全道大会へと駒を進めますが、生徒も教職員も、そして他のすべての本校関係者も応援しています。健闘をお祈りします。

10月11日(木)勉学の秋、芸術の秋

道北地区英語弁論大会

 今週は、週明けから職員室の校長デスクにたくさんの「ペーパー」や「モノ」が並んでいました。写真は本校が当番校をつとめさせていただき、今月2日に行われた高文連道北地区高校英語弁論大会の楯です。

 第1位から第3位までの入賞者が全道大会への出場権を獲得できる大会ですが、本校からは3名出場し、第1位と第3位に入賞し、この2名が全道大会への出場権を獲得する結果となりました。

 

 また、同5日には高文連全道高校美術展・研究大会において、本校美術部2名の共同制作になる陶芸作品が全道優秀作品に選ばれ、全国推薦作品として総文祭の美術・工芸部門に出品されることとなりました。

 本校生徒の日々の努力が、「収穫の秋」にこのような素晴らしい実りをもたらしてくれた恵みに感謝したいと思います。

10月10日(水)校地の安全確保

 樹木の剪定

 最近の台風の被害はひと昔前よりもひどくなっている気がするのは、決して気のせいだけではないように思います。本校創立後まもなく植樹され、大木となったホームセンター側の道路沿いのドイツトウヒは、高圧線に接してはいけないと、すでに夏に強剪定をしました。

 また、先般の地震前の台風では国道40号線側のアスナロヒバの枝が折れるなどの被害が出ました。その際に診てもらったところ、枝もさることながら、樹の大きくなり、根の張りが浅くて危険とのことで、予定外に強剪定を行いました。

 この日は、自転車置場の向かいで、生徒が登下校時によく通る通路のそばにある大木(ハルニレ)も同様に危険とのことで剪定です。せっかく育ったのに、少しかわいそうな、もったいないような気もしますが、そこは安全第一です。

 切り詰められても再びきれいな樹形に復活してくれることに期待しているところです。

 

 本日は、午後から「日本伝統文化」の授業の一環として、本校講堂で「たいらゑつこ琵琶演奏会」が行われます。国際化の時代だからこそ、生徒が日本や地域の伝統文化に触れる、体験する機会を少しでも多くしたい。それが本校の教育に携わる者の強い思いです。

 

20181011追記
ハルニレその後

 ハルニレがこんなにもコンパクトになってしまいました。でもそこは広葉樹のこと、来シーズンにはまた元気に枝を伸ばし、たくさんの葉をつけてくれるはずです。大風に吹かれてもしなやかにかわして耐え、しっかりと根を下ろして大地に立つ藤高生を思わせる樹です。

 

10月9日(火)クサベラ館でのミサ

20181009クサベラ館ミサ

 この日は、午後4時から月に1度のクサベラ館聖堂でのミサがありました。フランシスコ会神居修道院から阿部神父様にお出でいただき、司式をしていただいています。

 旭川市内の各カトリック教会のお仕事でご多忙の中、今年度の阿部神父様は宗教の授業も担当してくださっています。このミサは、1年度分の日程が年度当初に示されるので、どなたでも参加できます。

 決して大人数とは言えませんが、同窓生、カトリック教会の信徒、そのご家族や知人、教職員や生徒など、様々な方が集って参列します。洗礼を受けている方もいれば、そうでない方もいます。

 それでいて、何やらすべてがうまく調和してミサは滞りなく終わります。その後にはささやかながらクサベラ館の食堂で茶話会があり、和やかなひと時が流れてい行きます。

 心静かにお祈りをする場がある。カトリック・ミッション・スクールならではの空間です。

10月6日(土) 藤に男子(第4回オープン・スクール)

VR体験コーナー

 第4回オープン・スクールは、男子限定のオープン・スクールです。参加中学生の半数は今回も参加、あとの半数は今回が初めての本校への来校となりました。

 

 全体企画の後は希望の各体験コーナーに分かれ、真剣に、興味深げに、そして楽しげに取り組んでいた男子生徒のみなさんの姿が印象的でした。

 

 写真はVR (Virtual Reality) 体験コーナーです。その隣にはプログラミング体験コーナーなど、様々なコーナーが設けれられていて、本校に入学したらできること、学べることの一端を体験できた一日となったことと思います。

 

 

10月5日(金)旭川に例年より3日早い初霜

桜の紅葉を背景にした聖フランシスコ像

 2か月前の猛暑は一体何だったのかというくらいに、本校のキャンパスにも秋が駆け足でやって来ています。10月1日(月)から後期が順調に滑り出しましたが、生徒は一斉に伝統の冬服のセーラー服に衣替えして日々の学校生活を過ごしています。

 ふと聖フランシスコ像の花壇の向こう側に目をやると、桜の葉がこんなにも紅く色づいていました。御像のまわりの花壇もすっかり秋のたたずまいです。

      【平和を求める祈り】

       主よ、
       わたしをあなたの平和の道具として
       お使いください。

       憎しみのあるところに愛を、
       いさかいのあるところにゆるしを、
       分裂のあるところに一致を、
       疑惑のあるところに信仰を、
       誤っているところに真理を、
       絶望のあるところに希望を、
       闇に光を、
       悲しみのあるところに喜びを
       もたらすものとしてください。 

       慰められるよりは 慰めることを
       理解されるよりは 理解することを、
       愛されるよりは 愛することを、
       わたしが、求めますように。

       わたしたちは与えるから受け、
       ゆるすから ゆるされ、
       自分を捨てて死に、
       永遠の命をいただくのですから。

             (アシジの聖フランシスコ)

10月4日(木)生徒会役員選挙

体育館での演説会

 この日は、生徒会役員選挙の日でした。旭川藤女子高生徒会として最後の年度の選挙です。多くの役員候補が「藤女子」から「藤星」の橋渡しに生徒会役員として貢献したい、藤高の良き伝統を藤星高に引き継いでいきたいと訴えていたことが印象的でした。

 選挙は信任投票でしたが、翌日の開票の結果、すべて信任されました。在校生が新年度からの共学という大きな変化を前向きにとらえているということに頼もしさを抱きました。

 世間一般の女子高のイメージとは異なるのかもしれませんが、本校では生徒が主体的、自主的に物事を企画し、準備し、実行することがらが少なくありません。この生徒の積極的な姿勢とそれを見守る教職員の姿勢は、創立以来の伝統です。

 選んだ生徒、選ばれた生徒、生徒全員が力を合わせ、ますます学校が盛り上がるよう期待しています。