スクールダイアリー
5月17日(火) ボランティア・サークル【マリアガーデン】
5月17日(火)の放課後、本校のボランティアサークル「マリアガーデン」に所属する生徒達が校舎正面にある花壇の手入れを行いました。この花壇はマリア像を中心として、現在は芝桜、チューリップが咲き誇り、この後も四季折々の花が登校する生徒の目を楽しませてくれる花壇です。生徒達は自然と【マリアガーデン】と呼ぶようになりました。例年、ボランティアサークル「マリアガーデン」の生徒達が、いつも私達を見守ってくれているマリア像や花壇の手入れをしてくれています。
このサークルは、この他にも、月に1回のこども食堂のボランティアや、旭川市のイベントのお手伝い、警察の方々と合同で詐欺防止キャンペーンを行ったりと幅広い活動を行っています。
5月16日(月) 【SDGs アカデミア】Online学修プログラム実施
5月16日(月)・17日(火)の2日間に渡り、本校の「フィリピン・スマイルプロジェクト」の生徒14名が、フィリピンのNGO団体LOOB JAPANが主催したSDGsに関するOnline学修プログラムに参加しました。
16日(月)は「SDGsって何?貧困と幸福を考える」をテーマに、2日目の17日(火)は「エシカルって何?フェアトレードを考える」をテーマにNGO代表の小林さんによる講座や英語で交流などを行いました。
2016年から継続していた本校生徒によるフィリピンでのボランティア活動も、コロナ禍のためにここ2年間は中止となっていたため、生徒にとっては貴重な交流会となりました。今後は、6月19日(日)に市内買物公園で行われる『まちなかキャンパス2022』にも参加する予定です。
5月14日(土) 【夏季カナダ短期留学(トロント大学)説明会】を実施
5月14日(土)午後、今年度実施予定の夏季カナダ短期留学(トロント大学)の説明会が行われました。
昨年はコロナ禍のためにオンライン留学となりましたが、今年は7名の生徒が7月31日(日)~8月20日(火)の3週間、カナダ・トロント大学での留学プログラムに参加します。
参加者は1年生から3年生まで全コースからの参加予定となっていますが、この日の説明会には保護者も含めて15名が参加し、トロント大学のことや留学中のプログラムなどの説明について耳を傾けていました。
【カナダ・トロント大学】 【夏季カナダ短期留学説明会】
5月13日(金) 全学年【ハイキング】実施!!
5月13日(金)、この日 の旭川はあいにくの曇り空でしたが、全学年とも「ハイキング」を実施しました。「心身ともにリフレッシュし、学年、クラスの絆を深める!」ことなど、学年ごとの目標を下、1年生は学校敷地内をフル活用したオリエンテーリングやレクリエーションを行い、2・3年生は旭山動物園に出掛けました。
1年生は今日一日の企画・運営を実行委員を中心に行い、借り物競走、綱引き、謎解きゲームなどでクラスや学年の交流を深めていました。
【1年生 ゲーム前の円陣】 【1年生 綱引き】
【2・3年生 旭山動物園での一コマ】
5月10日(火) 【高体連壮行会】を実施しました
5月10日(火)、生徒会主催による高体連壮行会が行われました。
バスケットボール部(男・女)、バレーボール部(男・女)、弓道部、テニス部、卓球部、水泳(個人参加)など、高体連支部大会に出場するおよそ100名の選手が、吹奏楽部が演奏する「エールマーチ」に合わせて体育館に入場し、壮行会が始まりました。
教頭先生の「決して悔いの残らないように一所懸命その一瞬・一時を戦ってください」とのエールに答えて、各部のキャプテンが大会への意気込みを発表しました。
最後に生徒会長から「日頃の練習の成果を存分に発揮し、精一杯悔いの無いよう頑張ってきて下さい。生徒全員が応援しています。」と激励の言葉がありました。
この大会は、全道大会・全国大会へとつながり、3年生にとっては最後の大会となります。選手の皆さんがベストを尽くし、悔いの残らない試合をしてくれることを祈っています。
5月8日(日) 【大雪杯高等学校弁論新人大会】最優秀賞獲得!!
5月8日(日)、第8回大雪杯(高文連上川支部弁論OBOG杯)高等学校弁論新人大会が行われ、本校弁論部からは3名の生徒が参加しました。結果は、2年 室田真夢君が最優秀賞を獲得、他の二人も優秀賞、4位入賞と、日頃の練習の成果がしっかりと発揮された大会となりました。
● 最優秀賞(1位)
2年 室田真夢 君 演題「パンツを履かない猿」
● 優秀賞 (2位)
2年 有澤文孝 君 演題「らしく」
● 4位
2年 盛本茉優さん 演題「うさぎを起こさないかめ」
【 2年 室田真夢 君 】 【 左から 有澤文孝 君、盛本茉優さん、室田真夢 君 】
5月2日(月) 【 社会人&大学生×藤星生~ゲストとワクワク~ 】を実施しました
5月2日(月)、1・2年生を対象として進路学習「社会人&大学生×藤星生~ゲストとワクワク~」を実施しました。
社会人ゲストとして看護師、社会福祉士、ラーニングデザイナー、アウトドア&ウエディングデザイナーなど10名、大学生ゲストとして教育大学、工業大学、医療系大学などの現役大学生10名、それぞれ本校卒業生を中心に合計20名の多彩なゲストの参加を頂き実施しました。
第1部では、ゲストを囲んでの「Booth Talking」をそれぞれ2回行い、生徒は自分の関心があるブースでゲストのお話を伺いました。
第2部では、社会人、大学生の二つに分かれてパネルディスカッションを実施。高校生活の思い出や進路を考えた動機、職業観、将来の夢などについてゲストの皆さんが話をしてくれました。
このように様々なジャンルの職業人や大学生の話を聞き、生徒は高校卒業後のイメージやそのために今すべきことについて考えるきっかけとなりました。
4月28日(木) 【新入生歓迎会】を実施しました
4月28日(木)新入生歓迎会を実施しました。
新入生には「本校の伝統と”藤星らしさ”を知ってもらう」ことを、2・3年生には「先輩としての自覚を持ち、伝統を引き継いでいく」ことを目的として行われました。
2年生の各クラスが行った映像と実演による行事紹介では、様々な工夫を凝らした集団パフォーマンスが披露され、藤星高校の1年間の行事が見事に表現されていました。あらためて2年生各クラスのまとまりも感じることができました。
3年生は校内アクティビティの企画・運営を担当。コースの垣根を越えて作られた1年生の小グループが、ガイド役の先輩に校舎案内をされながら、各所で3年生から繰り出される「アクティビティ」に取り組んでいきました。
最後には別会場にいた3年生からのメッセージカード付き花束を、2年生が代行して1年生一人ひとりに贈りました。
新入生歓迎会全体を通して、同じ学年の横糸と異なる学年の縦糸を紡ぎながら新入生を「藤星ファミリー」へと誘う、藤星らしい生徒会行事でした。
4月19日(火) 【藤星プライド】部活動説明会が行われました
4月19日(火)放課後、体育館で部活動説明会を実施しました。
対象は、全ての部活動に所属する2・3年生徒、顧問の先生方、入部を希望する1年生です。
生徒指導部の河合教諭(女子バスケットボール部顧問)から本校で部活動に取り組む際の「藤星プライド」~素直な心・気遣いの心・感謝の心~についての説明がありました。
どの部活動も「応援される集団」になること、そのために藤星生として『人を大切にすることをすべての活動の土台とし、その上であいさつをする、時間やものを大切にすることで互いを尊重し、高め合う』ことについて話しがありました。
部活動生徒一人ひとりがこの「藤星プライド」を大切にし、3年間やり通すことで「達成感・誇り・自信」を得ることを期待しています。
【 各部活動のプライド 】 【 部活動男子大集合 】
【入学式】令和4年度入学式を挙行しました
4月9日(土)、本校体育館で入学式が挙行され、本年度の入学生136名が藤星高校の一員として新たな一歩を踏み出しました。
箏曲部の歓迎演奏から始まった式では、新入生を代表して、福井ちひろさん(愛宕中学校卒)が、「旭川藤星高校の生徒としての自覚と、支えて下さる方々への感謝の気持ちを持って学校生活を送っていく」との決意を述べていました。
新入生のみなさん、ご家族のみなさま、ご入学おめでとうございます。
【 入学式 】 【 入学式後のホームルーム 】
3月3日 第67回卒業証書授与式を挙行
3月3日、3年生130名が卒業生としてハレの日を迎え、旭川藤星高校の学び舎を後に卒業していきました。卒業生の皆様、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
この学年は、法人移管とともに、男女共学校として進みはじめた旭川藤星高校の一期生として3年前に入学した生徒達です。
1年生の年度末から新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2年生では一斉休業、オンライン授業、学校行事の中止・延期・縮小と忸怩(じくじ)たる思いと共に我慢の学校生活を余儀なくされてきました。
しかしながら、卒業式当日は、仲間や教職員との別れの寂しさ、感謝の気持ち、そしてこれからの新生活への希望の思いが複雑に絡み合いつつも、清々しい表情で学校を後にしていたのが印象的でした。
卒業生の皆様にはこれからの社会での活躍を楽しみにしています。これからの人生力強く歩んでいってください、本校教職員一同いつまでも応援しています。
卒業式の様子 一人一人へ証書を授与 3/2の卒業に向けた祈りの集い
2月25日 予餞会
3年生は卒業の季節となりました。
在校生から卒業生へのお祝いの思いと感謝の気持ちを伝えるため、予餞会を開催しました。
未だ新型コロナウイルス感染拡大がおさまらず、北海道にはまん延防止特別措置のなか、オンラインで体育館と教室をつなぐなど感染拡大防止策を講じながら実施しました。
生徒会による企画、有志による発表、先生方からのメッセージなど、3年生には思い出深い行事となったのではないでしょうか。
この日は、3年生にとっては語りきれない思い出の数々と、在校生にとっては伝えても、伝えても足りないぐらいの感謝の思いが、交錯する一日となりました。
感謝の言葉と共に…ダンス部 歌声に思いを乗せて…合唱部 先生方との思い出クイズ企画
2月7日 旭川『みんなの冬2022』雪あかりに参加
2月7日(月)~2月10日(木)4日間、旭川『みんなの冬2022』雪あかりに参加しました。ボランティア・サークルの生徒4名が、顧問など5名の協力を得て、スノーキャンドルを作り、火を灯しました。
スノーキャンドル(左2枚) と アイスキャンドル(右2枚)
…担当者の声…
春・夏はこのマリア像周りの円形花壇に咲く花の手入れをするサークルですが、冬は、雪あかりの“灯”を咲かせることも活動のひとつとしています。
また喜んでくれる生徒や先生方の雪あかりを待ちわびる声が聞こえるようになり、私たちはとてもやりがいを感じながら、また楽しみながら活動をしています。
学校では、コロナの影響で様々なことが制限・中止される日々が続き、気持ちも沈みがちです。
この灯がみんなの心を温め、励みとなりますようにと願いを込めました。
今年もこのような機会を与えくださった旭川冬まつり実行委員会事務局の皆様に心より感謝いたします。
1月31日 特殊詐欺防止啓発活動ボランティア -北海道新聞(夕刊)2月4日掲載
1月31日に本校ボランティア生徒・教員と旭川中央警察署職員と共に、スーパーダイイチ花咲店にて、特殊詐欺防止啓発ボランティア活動を行い、北海道新聞に記事として取り上げられました。(北海道新聞社許諾 D2202-2302-00024653)
12月18日 合唱部ボランティアコンサート
「おにぎり保育園」での様子
藤星合唱部9名がクリスマスソングをお届けするボランティア活動として、12月18日(土)に東神楽町の高齢者障がい者施設「ひがしかぐらふらわーはうす」とこの施設と交流のある「おにぎり保育園」にてささやかなコンサートを開催しました。
定番のクリスマスソングの「ジングルベル」や、カトリックの聖歌に当たる「あめのみ使いの」などと、バラエティーに富んだ歌声を届けることができました。
このコロナ禍において、直接歌声を届け、それを耳で愛でる機会がほぼ無くなってしまいました。しかし今回、人前で歌う機会を与えてくださり、感染対策を万全に整え、無事終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。ご協力いただきました皆様本当にありがとうございました。
12月16日 クリスマスお喜びの会
ステージの馬小屋とクリスマスツリー キャンドルの様子 佐藤神父による司式
11月の終わりから、カトリックで言う「待降節(アドヴェント)」の季節に入りました。キリストの降誕にあたるクリスマスを迎えるための準備の期間になります。そして、12月25日に降誕祭を迎え、人々はキリストの生誕を喜び、お祝いします。
藤星高校では、一足早く12月16日にキリストの生誕をお祝いする「クリスマスお喜びの会」を開催しました。本校では毎年『信仰』『希望』『愛』から1つのテーマをとりあげクリスマスをお祝いしており、今年はそのテーマを『希望』として、フランシスコ会司祭の 佐藤 宝倉 神父の進行のもと、祈りの集いを行いました。合唱部による聖歌、生徒・教職員による共同祈願、そして幻想的なキャンドルで降誕祭をお祝いしました。
今年も、もうまもなくで終わろうとしています。明くる年が、皆さんにとって『希望』あふれる年でありますように。~We wish you a MERRY CHRISTMAS and a HAPPY NEW YEAR.~
12月14日 女子バスケットボール部全国大会出場にむけた旭川市長表敬訪問
12月14日(火)に本校女子バスケットボール部が、ウィンターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会へ北海道代表として出場するにあたり旭川市長を表敬訪問しました。
女子バスケットボール部の 主将 荒田乃愛 さん、副主将 平下結夏 さん、監督 河合美菜 教諭、そして 校長で訪れました。荒田主将から決意の言葉を今津市長に力強く伝え、15分と短い訪問でしたが、決意を新たにすることができた時間でした。
大会は2021年12月23日(木)~29日(水)に、東京体育館そして駒沢オリンピック公園運動場体育館を会場に行われます。ぜひ、皆様方のご声援をどうぞよろしくおねがいします。
12月11日 藤星突破講座 開講!!
全体会の様子 講座(数学) 講座(国語)
合格ホヤホヤ体験記(UL) 合格ホヤホヤ体験記(進学)
12月11日(土)に『藤星突破講座 藤星への道』を、本校の「一般入試」受験を決めている中学3年生と保護者を対象に開講しました。
国語・数学・英語の単元別や難易度別の講座で入試の不安の解消を、また、藤星高校3年生の進路速報、そして高校3年生による「合格ホヤホヤ体験記」のプレゼンで藤星の進路学習・指導について理解を深めていただけたのではないかと思っています。
中学生にとって、「なんとなく」を「やってやる」へ、少しでも背中を押すことのできた日になったのではないでしょうか。私たち藤星高校の教職員・生徒は、中学生が不安を解消し挑戦していく姿を支えるとともに、ぜひ自らの未来をつかみ取って欲しいと願っています。参加していただいた中学3年生と保護者の皆さま、ありがとうございました。
【服のチカラプロジェクト】特進コース2・3年「古着を難民の子どもたちへ」②
集められた古着とともに ~活動した生徒たち~
10月22日に、このスクールダイアリーに掲載いたしました『届けよう!服のチカラプロジェクト』における、一般の方々からの子どもの古着回収活動を終了いたしました。生徒を含め私たちが想像していた枚数を上回り、その数は7,785枚に上りました。これら全ては、この活動を支えてくださっているファーストリテイリング社に提供させていただきました。皆様方のたくさんのご支援とご協力を賜りましたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。
11月13日 2021年度ULコース英語劇
演劇の様子 タイトルの "Kipi" タイトルと演技
本校ULコースは『グローバル社会で活躍できる真の国際人の育成を目指す』ために英語を用いながら、様々なコース行事の企画・運営に取り組んでいます。このコロナ禍において、先輩方と同じような取り組みや、制限の中思うようなコース行事の活動をすることができず、歯がゆい思いで過ごしてきました。そんな中でも、2年ULコースの生徒は、少しでも英語を身につけられるよう英語劇に取り組んできました。
タイトルは “Kipi -Be the best-” で、kipiとはハワイ語で「革命」という意味になります。ストーリーは、ある美しい国に恐怖が渦巻き始めるのだが、人々が自らの手で平穏を取り戻していく物語です。生徒が全て、英語でオリジナルでストーリーを作り、小道具・大道具を作り、自分たちで英語を使いながら演出をしました。この英語劇を生徒は精一杯やりきり、自信を付け、グローバル社会で活躍するためのステップを1段上がることができたのではないかと思っています。
女子バスケ ウィンターカップ全国出場決定/プログラミング同好会 U16全道で優勝
11月3日(水祝)に旭川市で行われた、第8回U16プログラミングコンテスト北海道大会で、本校のプログラミング同好会の 杉本 空翼 さん が、全道優勝を果たすことができました。道内のプログラミングで名をはせた強豪校がひしめくこの大会で勝ち上がることができたのは、日々の積み重ねの結果です。優勝おめでとうございます。(北海道新聞社許諾D2111-2211-00024345)
北海道新聞 11月6日(土)朝刊 掲載
11月5日(金)~7日(日)に、札幌北海きたえーる で行われた、バスケットボール全国高校選手権大会北海道予選会(ウィンターカップ)に出場した本校女子バスケットボール部が準優勝を果たし、全国大会出場の切符を勝ち取りました。予選トーナメントを勝ち上がり、決勝リーグで北星女子高校、とわの森三愛高校に勝利。最終結果2位となりました。3年生が出場できる最後の大会で、3年生の意地を見ることができた試合でした。全国大会は2021年12月23日(木)~29日(水)に、東京体育館そして駒沢オリンピック公園運動場体育館で行われます。3年生にとって悔いの残らない試合になるよう願っています。皆さん、藤星高校の女子バスケ部の応援をぜひよろしくお願いします。
2021年11月7日(日)スポーツニッポン新聞社提供より
2021年11月8日(月)付 スポーツ報知より
11月1日 追悼ミサ
追悼ミサはカトリックの追悼行事で、私たちにゆかりのある方々の冥福を祈るとともに、「死」を思うことで、「いのち」や自身の人生「生き方」を考えるきっかけとするために、毎年11月に実施しています。
今年は新型コロナウイルス感染防止対策を十分に行い、全校生徒が体育館に集い、厳かに行われました。追悼ミサは、本校のチャプレン長尾神父様の司式により、生徒会や宗教委員の生徒による聖書朗読や共同祈願を行いました。最後に、学園法人の品田事務局長から、この追悼ミサを通じ、『先人たちへの感謝』『先人たちの意思を大切にし、引き継ぐ』ことの大切さを説いていただきました。
来月12月には7日(火)にミサを、そしてクリスマスお喜びの会を16日(木)に予定しております。無事にお祈りが捧げられますよう、心から願っています。
10月26日 写真同好会 総文祭へ出展
高文連上川支部写真展・研究大会で銀賞だった、芳賀 翔大さんの作品が、第45回北海道高等学校写真展・研究大会において入選し、2022年度の全国大会に出品・参加する権利を得ることができました。箏曲部同様に、参加する全国大会は、「とうきょう総文2022大会」で、東京都台東区の会場において、2022年7月31日、8月2日(火)~8月4日(木)の日程で展示されます。
全道入賞 出品用キャビネ
10月17日 1017オープンスクール
藤星生(プランナー)による学校紹介 EFL(英語)の授業体験 ULコース紹介 特進コース紹介
10月2日のオープンスクールに引き続き、10月17日(日)に今年度2回目にあたる1017オープンスクールを無事実施することができました。
ハロウィーンも近いこともあり、藤星生はちょっとだけ仮装して、中学生をお出迎えしました。体験メニューは前回と変わりありませんが、藤星生はより心を込めてていねいに中学生に向き合い藤星の良さや学びについて説明していました。皆様のアンケート結果からも、藤星高校の雰囲気が皆さんに伝わったのではないかと感じています。
ご参加いただいた中学生、保護者の皆様、ありがとうございました。
【服のチカラプロジェクト】特進コース2・3年「古着を難民の子どもたちへ」-北海道新聞10月21日掲載
6月から藤星高校の特進コース2・3年生の実行委員会で取り組んできた、「届けよう!服のチカラプロジェクト」における、子どもの古着を回収している活動が北海道新聞に記事として取り上げられました。(北海道新聞社許諾 D2110-2210-00024259)
10月5日 2回目のミサ
ミサの様子
10月5日(火)の放課後に、本校クサベラ館1階にある聖堂にて、今年度2回目のミサが実施されました。4月に1回目を実施して以来、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言や、クサベラ館一部修繕により、今回までのミサは中止となっていました。
一般の方々によるミサ参加をお断りした中で、約5か月ぶりに実施されたミサが、チャプレンの長尾神父様をお招きして、13名の生徒と6名の教職員が参加して執り行われました。厳粛な中、聖書の朗読、ご神父様による説教を聞き、祈りを捧げることができました。
来月11月1日(月)には追悼ミサが、12月にはクリスマスお喜びの会が開催されます。無事にお祈りが捧げられますよう、心から願ってやみません。
10月6日 箏曲部 全国大会出場決定
高文連 第55回 全道高等学校音楽発表大会に、旭川地区代表として日本音楽部門に、本校箏曲部が出場しました。この大会は、10月6日(水)に、まなみーる「岩見沢市民会館」を会場に実施され、本校箏曲部の部員は練習の成果を発揮し、北海道代表として全国大会への出場権を得ることができました。全国大会は、「とうきょう総文2022大会」の名称で、東京都江戸川区を会場に、2022年7月31日~8月1日の日程で実施されます。これからも、より心に響く演奏ができるよう、更に練習に励んで参りますので、どうぞ応援よろしくお願いします。
ご連絡 2022年2月に箏曲部による定期演奏会を予定しています。詳細は後日連絡いたします。
箏曲部 - 全道大会のトロフィーと賞状とともに
10月2日 102オープンスクール 開催!
藤星生プランナーによる紹介 進学コース紹介 世界史の授業体験 ダンス部体験
緊急事態宣言により、当初8・9月に予定していた藤星のオープンスクールの日程を変更し、この度ようやく10月2日(土)に今年度初回目にあたる102オープンスクールを、新型コロナウイルス感染予防対策を万全に整えて実施することができました。
中学生は、全体会では高校生による藤星高校のプレゼンをグループテーブルごとに聞き、その後3コマにわたる体験会ではコース紹介や授業体験、部活動体験などへと参加しました。様々な場面で、藤星高校生が“藤星の学び”を中学生目線でわかりやすく伝えることで、中学生・保護者の皆様は本校への理解をより一層深めてもらえたのではないかと思っています。
10月17日(日)には、1017オープンスクールが本校で実施されます。現在、参加者をこのHPで募集・受付しています。参加をお待ちしております。
9月29日 体育祭・前期終業式
緊急事態宣言により9月中旬に行う予定だった体育祭を、前期の最終日の9月29日に規模縮小し、時間短縮して行いました。昨年はコロナ禍で中止となりましたが、今年は「体育祭の伝統の灯火を消したくない」思いとともに実施されました。軍団ダンスに始まり、障害物競走などの各競技が感染対策の中行われました。
現生徒会の活動はこれが最後となり、新生徒会へと引き継がれていきます。生徒会の皆さん、1年間お疲れ様でした。
体育祭の表彰・閉会式後、そのまま前期終業式を行い、今年度前期を無事しめくくることができました。生徒の皆さん、後期もコロナに負けず頑張りましょう。
黄軍団ダンス 青軍団ダンス 赤軍団ダンス
障害物競走 玉入れ リレー競技
2021年 高文連結果 全道大会出場おめでとう
夏休み明けから、文化系部活動の大会の場となる、高等学校文化連盟主催の支部大会が行われ、藤星高校の部・同好会から出場した生徒が、努力の成果を実らせ、入賞、そして全道大会へと駒を進めました。新型コロナウイルス感染拡大がおさまらず予断を許さない状況が続いており、満足に部活動に取り組めていない状況にありますが、ぜひ全道大会では逆境に打ち勝ち、持てる力を存分に発揮してもらいたいと思います。皆さんおめでとうございます、そして健闘を祈っています。
■高文連上川支部美術展・研究大会
アート部 牛木 万里安 さん 支部優秀賞
佐井 綾花 さん 佳作
■高文連上川支部書道展・研究大会
書道部 堀内 六花 さん
大谷 陽 さん ともに特選
■高文連上川支部写真展・研究大会
写真同好会 芳賀 翔大 さん 銀賞
■高文連上川支部高等学校弁論大会
弁論部 田島 遼真 さん 自由の部 優秀
□国際書道協会主催 第52回全国書道コンクール(個人で出品)
金清 葵 さん 硬筆の部 最高賞
写真同好会 銀賞 の 芳賀翔大 さん (入賞作品とともに)
2021年夏 インターハイ弓道部、総文祭弁論部出場
インターハイに弓道部女子団体が、総文祭には弁論部が出場します。今まで努力を積み重ねてきた実力を存分に出し切れるよう、そして悔いの残らない大会となるよう頑張ってほしいと思います。
※あさひかわ新聞(2021年7月27日発行) 女子弓道部インターハイ出場紹介記事掲載
7月17日 マナベル体験会
先生が先生の体験授業 高校生との中学生相談ブース 体育館での全体会
中学生対象の『マナベル体験会』を205名の中学生・保護者を迎え実施しました。”藤星の学び”をぜひ知ってもらおうと、先生が先生となっての授業、高校生が先生となっての授業を企画し実施しました。また、高校生が中学生の勉強についての相談を受け付けるブースや、「カリキュラム講座」「募集要項講座」など内容を特化した本校教員によるミニ講座も開設し、多くの中学生や保護者が藤星高校への理解を深めていました。
8月29日(日)には、第1回オープンスクールを開催いたします。藤星高校の日常生活を幅広く体験できる会になります。是非多数の中学生・保護者の参加をお待ちしています。
英会話クラス&English DAYキャンプ 申し込み開始!
7月3・4日 2021年度藤星高校「学校祭」開催
クラス企画の準備 紙風船壁画の準備 前日祭(旭川市民文化会館にて)
前日祭(旭川市民文化会館にて) 本祭(クラス企画) 本祭(クラス企画)
本祭(打上花火)
7月3日(土)・4日(日)に、2年ぶりの「学校祭」が開催されました。昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、今年度は生徒と教員が一体となり、コロナウイルス対策を念頭に「何かできるのか」「どうしたらできるのか」を考えて、生徒会が中心となり計画し、生徒一人一人協力して準備して、この日の開催へとたどり着くことができました。
今年度の学校祭テーマは「テーマパーク」Tosei Dream Resortと題し、初日の前日祭は旭川市民文化会館にて、2日目の本祭は本校舎にてクラス企画を中心に活動を行いました。残念ながら、保護者や外部からの来客を入れずの開催となりましたが、生徒は「できる」範囲の中で、「できる」限り学校祭に取り組み、『藤星ファミリー』としてその良さを味わっていたものと思います。
今年も、様々な方からの、ご支援・ご協力をいただき、感謝申し上げます。次年度は、たくさんの方々にも参加していただける、いつもながらの学校祭が開催できることを祈っています。
6月21日 高体連全道大会結果報告~弓道部全道優勝~
表彰される旭川藤星弓道部(高体連全道大会・函館市)
高体連支部大会(5月中下旬実施)を勝ち抜き、弓道部女子とバスケットボール部女子が全道大会に出場しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言により、十分な練習に臨めなかったにもかかわらず、普段の練習の成果を十分に発揮することができ、優秀な結果を残すことができました。
●高体連弓道全道大会(函館市開催)
女子団体 優勝(全国総体インターハイ出場権獲得)
女子個人 3位(2年 見角 奏絵 さん)
●高体連バスケットボール全道大会(旭川市開催)
女 子 3位
ベスト5賞 3年 荒田 乃愛 さん
弓道部女子団体は7月下旬に上越市で行われる全国総体インターハイに出場します。また、これから全道大会をひかえている、高体連競技、高文連部門もあります。引き続きご声援いただけますよう、よろしくお願いします。
令和3年度北海道高等学校文化連盟上川支部 音楽発表大会 審査結果(令和3年6月19日 16:00発表)
5月10・11日【フィリピンスマイルプロジェクト】SDGsオンライン講話実施-北海道新聞5月28日掲載
5月10日(月)および11日(火)に、本校にてNGO法人LOOBによるSDGsオンライン講話が行われ、本校生徒11名が参加し、北海道新聞に記事として取り上げられました。(北海道新聞社許諾D2105-2205-00023773)
5月11日 高体連壮行会・交通安全教室
高体連壮行会 1年交通安全教室(自転車実演) 2年交通安全教室(緊急通報実演)
全校朝礼の時間に合わせ、来る高体連支部大会に出場する選手の激励のため壮行会が行われました。校長先生からは「コロナに負けず勝つ、試合に勝つ、己に勝つ」を目標に、そして生徒会長からは「最後に愛は勝つ」という言葉からチームメイトや指導していただいた先生方、家族、応援してくれる生徒の皆様に愛のこもった感謝を抱いて、最後まで頑張ってほしいと応援のメッセージがありました。選手の皆さんが、悔いの残らぬ試合をしてくれることを祈っています。
また、午後からは1・2年生を対象に交通安全教室が開催されました。旭川中央警察署、クミアイ自動車学校、旭川市防災安全部交通防犯係から講師を招き、自転車運転のルール・マナーの向上と交通安全意識高揚を目指し実施しました。講師の方からは、自転車の片手運転や併走の危険性、事故に遭遇したときの対処法などについて指導を受けました。生徒の皆さんには、交通ルールを守り安全に安心して登下校してほしいと思っています。
5月7日 生徒総会・新入生歓迎会
生徒総会 新入生歓迎会・企画活動 新入生歓迎会・行事紹介
新型コロナウイルス感染予防を徹底して、5月7日(金)に生徒総会、そして新入生歓迎会が実施されました。午前の生徒総会では、生徒会執行部の紹介、そして昨年度決算・今年度予算の決議がなされ、2021年度の生徒会活動がスタートしました。午後は、2・3年が準備をすすめた新入生歓迎会が、校舎全体を利用し行われました。2・3年は一人一人役割を持ち、新入生に対して「藤星らしさ」を、企画を通じていきいきと伝えていました。その風景はまさに『藤星体験』そのもので、これからの生徒たちの活躍・成長がうかがえる一日になりました。
新年度オリエンテーションを実施
1年 校内探検 1年 祈りの集い
新年度スタートにあたり、4月12日(月)から、学年やコースで各種オリエンテーションが実施されました。各学年企画として、学校生活の送り方の説明、自己紹介、そして校内探検などを実施しました。また、コース企画としては、上級生が企画するなど、1~3年までが交流できるレクが実施されました。今後も生徒主体の活動を通じて、一人一人の成長につながるよう期待しています。
2021年度がスタート ~着任式・始業式・入学式~
着任式・始業式 入学式
4月8日(木)から2021年度がスタートしました。
4月8日(木)には、新2・3年生が登校し、着任式・始業式が行われました。着任式では、山本 周男 新校長をはじめ6人の先生方の紹介がありました。続いての始業式では、校長先生からの新年度スタートに向け激励の挨拶がありました。
4月9日(金)には、PTA副会長の久木様、北海道カトリック学園から品田様を来賓に、入学式を挙行し、新入生149名が藤星の仲間入りをしました。今年度で、1年から3年までが同じ制服で登校することになります。合計400人で新年度がスタートします。どうぞよろしくお願いします。
3月31日(水)2020年度を終えて
2020年度最後になります。次年度は入学者が149名の予定です。男子も33名です。割合としては女子が圧倒的に多いですが、男子生徒も存在感が充分にあります。私は今年度で退任しますが、明日から2021年度、藤星3年目です。新しい校長先生のもとで発展してくことをお祈りいたします。藤の精神、マリアの星の藤星高校をこれからも宜しくお願いします!!!
3月3日 第66回卒業式
今年の卒業生たちは、旭川藤女子高等学校の最期の入学生でした。2017年の11月に共学化と法人移管(藤学園から北海道カトリック学園に学校法人が代わる)が発表された時に中学3年生でした。そのときの学校の転換期でも、本校を選んで入学した生徒たちです。また、新型コロナウィルスによって最後の学校祭や体育祭が出来なかった生徒たちでもありますが、悲嘆に暮れることなく前向きに物事に取り組みました。ダイアリーのバックナンバーで紹介した行事などの多くが、卒業生たちによってつくられました。今までのように逆境を乗り越えた経験は、今後の人生の中で知恵や思いやりとなっていき花開くものと思います。藤として藤星として、思い出とともに学校生活で得た事を糧にしてほしいと願います。ご卒業おめでとうございます。
2月26日 予餞会
卒業式を前にした餞(はなむけ)の会という事で恒例の行事ですが、昨年は休校のためできませんでした。会場の体育館が密にならないように、1,2年生は別会場でオンラインでつないで参加しました。同じ場所に居ても居なくても、お互いに楽しめるように生徒会が工夫を凝らして、企画・準備してくれました。笑顔、涙と思い出に残った予餞会になったと思います。
2月16日 一般入試
とにかく今年は、新型コロナウィルス感染防止のために、様々な工夫が求められました。旭川の私立高校では、一般試験実施日の前に3日間校内を空けるなど、感染防止に努める対応をとってきました。
当日は、風雪が激しい天候の状況ではありましたが、ほぼ問題なく受験生は試験と面接にのぞめたのではないでしょうか。午後の面接が終わった受験生から下校しましたが、朝の緊張の面持ちと違って安堵の笑顔で帰っていきました。
2月9日 対談企画、看護師と医学生
新型コロナ禍の中で、大変ご苦労されている医療従事者や医学生と対談する企画が1年生でありました。当日は、本校の卒業生でもある旭川医大看護師の坂口さんと、医大生4年の菊池さんが来校しました。対談を通して進路への熱意を燃やした生徒、真剣に考えた生徒など、さまざまなリアクションがあったと思います。貴重な対談の機会が得られたことに感謝し、それぞれの学習のモチベーションアップにつながればと願っています。
1月19日 コピーライターによるワークショップ
1年生の総合学習の時間に、札幌にある広告会社、株式会社インプロバイドのコピーライターである池端宏介さんをお招きしたワークショップを行いました。
オンラインやメールなど、ネットワークによる言葉や情報のやり取りは、社会で生きていく中で不可欠なものになっています。言葉の使い方ひとつで、人を傷つけもすれば、励ましにもなります。そのような言葉の効果の実践者であるコピーライターのアドバイスを受けて、かなり勉強になったのではないでしょうか。この時間で生徒たちが、言葉の使い方そのものに対する「気づき」を得られたように思いました。
1月16日 英語劇
年も明けかなり遅くなりましたが、ダイアリーの再開です!
例年12月に行っていた英語劇でしたが、今年はコロナの影響もあり、1カ月延期しての発表となりました。感染防止を考えて広めの会場とし、出演者もマスク着用で演じることになりました。
「リバイバルサーカス」というタイトルですが、バラバラで一体感がなかった団員たちが、一致協力してショーを成功させる物語でした。お互いが協力できるようになって本番を迎える直前に、世界中に蔓延するウィルスで公演ができなくなります。それでも団員たちは無観客でショーを楽しみ続けるのです。
サーカス小屋に見物客が、一人また一人と増えていき、暗く落ち込んだ社会に光を灯し続けるように団員たちは演じ続けるのです。
ULコースの英語劇は、企画、脚本、演出と全てオリジナルです。実際に2年生たちが新型コロナウィルス蔓延でニュージーランドからの帰国を余儀なくされた経験を物語にしています。全員が舞台演出やナレーションで活躍できるようA・Bの二つのチームで演じたところも見どころだったと思います。逆境をバネにする生徒たちのたくましさに勇気をもらいました!
12月17日(木)クリスマスお喜びの会
新型コロナ感染拡大の状況を受けて、今年のクリスマス行事は、各教室をオンラインでつないだ分散型で実施しました。皆が同じ空間で「クリスマスお喜びの会」を祝うことが叶いませんでしたが、生徒の皆さん、クリスマスの雰囲気は味わえたでしょうか。
今年は、キリスト生誕の物語を生徒の有志が演じ、ピアノやサックス、グロッケンなどの楽器の演奏も交えておこないました。それぞれの役割を担ってくれた生徒の皆さん、ありがとうございます。また、オンラインという異例の対応に、見えない苦労もたくさんあったと思います。多くの支えがあって成し遂げられたクリスマスお喜びの会だったと思います。スタッフの尽力に感謝しています!最後に、例年は皆でケーキを食べますが、今年は焼き菓子の持ち帰りでした。おいしく食べましたか?
さて、「お喜びの会」というネーミングは、旭川藤女子高等学校時代の伝統を引き継いでいます。クリスマスを迎える待降節の期間に、心(精神的)・物(物質的)な準備を実行して、待降節に学ぶことが教育の中で大切にされてきました。待降節に他者に奉仕するなど、実践し努力して待降節を学び、最後にクライマックスであるクリスマスに共に喜ぶことに由来しているようです。(本校創立五〇周年記念誌「クリスマスお喜びの会」から参考)
本校の今年のクリスマスの行事は終わりましたが、クリスマスを待つということは、単なる時間の経過を待つのでなく、目標を完成に向かわせるプロセスを味わうことだと思います。精神的にも物質的にも達成を喜ぶなかで、クリスマスの行事は一人ひとりの心の中に刻まれていくのです。「お喜び」の意味にはそのようなものがあると思います。
12月15日(火) 全校集会アドヴェントの話から②
クリスマスの物語であるイエス誕生の話は、新約聖書のマタイとルカの二つの福音書に登場します。お母さんのマリアが天使ガブリエルからお告げを受け、赤ちゃんを身籠った奇跡の出来事が書いてあります。お告げの場面は、皆さんが宗教の授業で習ったアヴェ・マリアの祈りの言葉です。「恵みに満ちた方、主はあなたと共におられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています・・・」という前半の部分になります。救い主イエスの誕生は、神様から与えられた恵みとして語られています。
実は、アヴェ・マリアの祈りは、クリスマスと大変つながりが深いのです。オペラでも有名なグノーのアヴェ・マリアなどの曲や歌がその場面のイメージなのでしょう。それをイメージすると、神聖な雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。今年の本校でのクリスマスお喜びの会では、そのような場面も含め、有志の皆さんに演じてもらう予定です。
聖書を読むと、クリスマス物語には、臨月を迎えたマリアが、人口調査のために夫ヨセフの故郷まで旅をする物語や、星の行方を追って東方の三博士がイエスを訪れる物語、また、貧しい羊飼いたちが天使に導かれて救い主の誕生に招かれる物語など、色々な物語がバラエティにあります。それらの物語は、それぞれの登場人物たちの「信仰」に結びついています。
さて、クリスマスは毎年繰り返され、同じように感じます。一方で私たちは日々成長し、変化しています。本校でも今年もクリスマスを迎えます。新型コロナ禍の中でいつもと違いますが、成長する私たちに必要な何かを発見出来たらと願っています。それは、マリアが天使ガブリエルからお告げを受けて、自らの運命を受け止めた決意のように、私たちにも何かに心に決める気づきとなるかもしれません。受け止めたマリアの言葉を「Let it be」と言う人もたくさんいます。運命を受け止めて、前向きに前進する勇気が、私たち一人ひとりに与えられますようにと願います。コロナ禍であるからこそ、なおのことそう願います。
明後日のクリスマス行事で、皆さんが感じて学んだと実感すれば幸いに思います。来週の金曜日から冬休みとなりますが、残り一日一日を大切に丁寧に過ごしましょう。
(写真は、2008年撮影のものです。)