3月11日(月)「東日本大震災」から8年
最近の北海道の地震と言えば、2018年9月6日3時7分59秒に発生した「北海道胆振東部地震」が記憶に新しいところです。
北海道一円の電力がプラック・アウトするという前代未聞の事態に見舞われた地震でしたが、おの出来事がもしも今の季節の北海道での出来事だったとしたらと思うと、想像することすら恐ろしく思います。
命を落とした方々、今なお被害に苦しむ方々がそれぞれ万単位の規模で被災された、あの「東日本大震災」から今日で8年が過ぎました。
謹んで亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今なお被災に苦しむ多くの方々に慰めと、癒しと、希望とがもたらされますよう、お祈り申し上げます。
あの震災被害は8年前のできごとではなく、8年経った今なお続いているということを、私たちはお祈りを通して、改めて心に刻むことが大切なように思います。
【東日本大震災被災者のための祈り】
あわれみ深い神さま、
あなたはどんな時にも私たちから離れることなく、
喜びや悲しみを共にして下さいます。
今回の大震災によって苦しむ人々のために
あなたの助けと励ましを与えて下さい。
私たちもその人たちのために犠牲を捧げ、
祈り続けます。
そして、一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。
また、この震災で亡くなられたすべての人々が
あなたのもとで安らかに憩うことができますように。
主キリストによって。アーメン。
母であるマリアさま、どうか私たちのためにお祈り下さい。アーメン。
(2011.4.20 カトリック中央協議会)