スクールダイアリー

2021年3月の記事一覧

3月3日 第66回卒業式 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の卒業生たちは、旭川藤女子高等学校の最期の入学生でした。2017年の11月に共学化と法人移管(藤学園から北海道カトリック学園に学校法人が代わる)が発表された時に中学3年生でした。そのときの学校の転換期でも、本校を選んで入学した生徒たちです。また、新型コロナウィルスによって最後の学校祭や体育祭が出来なかった生徒たちでもありますが、悲嘆に暮れることなく前向きに物事に取り組みました。ダイアリーのバックナンバーで紹介した行事などの多くが、卒業生たちによってつくられました。今までのように逆境を乗り越えた経験は、今後の人生の中で知恵や思いやりとなっていき花開くものと思います。藤として藤星として、思い出とともに学校生活で得た事を糧にしてほしいと願います。ご卒業おめでとうございます。

 

2月26日 予餞会

 

 

 

 

 

 

卒業式を前にした餞(はなむけ)の会という事で恒例の行事ですが、昨年は休校のためできませんでした。会場の体育館が密にならないように、1,2年生は別会場でオンラインでつないで参加しました。同じ場所に居ても居なくても、お互いに楽しめるように生徒会が工夫を凝らして、企画・準備してくれました。笑顔、涙と思い出に残った予餞会になったと思います。

 

 

 

 

2月16日 一般入試

 

とにかく今年は、新型コロナウィルス感染防止のために、様々な工夫が求められました。旭川の私立高校では、一般試験実施日の前に3日間校内を空けるなど、感染防止に努める対応をとってきました。

当日は、風雪が激しい天候の状況ではありましたが、ほぼ問題なく受験生は試験と面接にのぞめたのではないでしょうか。午後の面接が終わった受験生から下校しましたが、朝の緊張の面持ちと違って安堵の笑顔で帰っていきました。

 

 

 

 

 

 

2月9日 対談企画、看護師と医学生

 

新型コロナ禍の中で、大変ご苦労されている医療従事者や医学生と対談する企画が1年生でありました。当日は、本校の卒業生でもある旭川医大看護師の坂口さんと、医大生4年の菊池さんが来校しました。対談を通して進路への熱意を燃やした生徒、真剣に考えた生徒など、さまざまなリアクションがあったと思います。貴重な対談の機会が得られたことに感謝し、それぞれの学習のモチベーションアップにつながればと願っています。

 

 

 

 

 

1月19日 コピーライターによるワークショップ

 

 

 

 

 

 

1年生の総合学習の時間に、札幌にある広告会社、株式会社インプロバイドのコピーライターである池端宏介さんをお招きしたワークショップを行いました。

オンラインやメールなど、ネットワークによる言葉や情報のやり取りは、社会で生きていく中で不可欠なものになっています。言葉の使い方ひとつで、人を傷つけもすれば、励ましにもなります。そのような言葉の効果の実践者であるコピーライターのアドバイスを受けて、かなり勉強になったのではないでしょうか。この時間で生徒たちが、言葉の使い方そのものに対する「気づき」を得られたように思いました。

 

 

 

 

 

1月16日 英語劇

 

 

 

 

 

年も明けかなり遅くなりましたが、ダイアリーの再開です!

例年12月に行っていた英語劇でしたが、今年はコロナの影響もあり、1カ月延期しての発表となりました。感染防止を考えて広めの会場とし、出演者もマスク着用で演じることになりました。

「リバイバルサーカス」というタイトルですが、バラバラで一体感がなかった団員たちが、一致協力してショーを成功させる物語でした。お互いが協力できるようになって本番を迎える直前に、世界中に蔓延するウィルスで公演ができなくなります。それでも団員たちは無観客でショーを楽しみ続けるのです。

サーカス小屋に見物客が、一人また一人と増えていき、暗く落ち込んだ社会に光を灯し続けるように団員たちは演じ続けるのです。

ULコースの英語劇は、企画、脚本、演出と全てオリジナルです。実際に2年生たちが新型コロナウィルス蔓延でニュージーランドからの帰国を余儀なくされた経験を物語にしています。全員が舞台演出やナレーションで活躍できるようA・Bの二つのチームで演じたところも見どころだったと思います。逆境をバネにする生徒たちのたくましさに勇気をもらいました!