スクールダイアリー

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NEW 新入生歓迎会

5月2日(火)は、午前中に身体測定と生徒総会が行われ、午後に新入生歓迎会が行われました。

 

 今回の新入生歓迎会のコンセプトは、『はじめてのおつかい』。新入生がおつかい(数々のミッション)をこなし、藤星のことを知ってもらう仕掛けが組み込まれていました。中でも、新入生と在校生が班となり、オンライン機材を駆使しながら、お題の先輩を探しにいく企画では、班員たちが協力し、様々な先輩方に話しかけ、お題をクリアーしていきました。その企画によって、『縦と横の繋がり』が出来、新入生たちや在校生たちも、仲を深めていきました。

 

 その他の企画では、在校生による行事紹介や先生紹介、最後には、サプライズで1年生に向けて花の贈呈が行われました。この花には、在校生からのメッセージカードが付いています。

 

 新入生歓迎会は、心温まる会で終わりました。生徒会の皆さん、本当に連日の準備や当日の運営お疲れ様でした!

旭川藤星高等学校 創立70周年記念式典

4月22日(土)は、本校の創立70周年記念式典を執り行いました。本校生徒や教職員を始め、旭川市長の今津寛介様、藤学園理事長永田淑子様、同窓会会長垂水登紀子様など多くの来賓の方々が参列してくださいました。

 

 式典は、第1部はミサ形式の『みことばの祭儀』を、第2部は『記念式典』として行われ、それぞれで在校生による聖歌が歌唱されました。その際、在校生の中から結成された聖歌隊が、迫力のある歌声で、参列者一同を魅了していました。コロナ禍で、ここ数年は聖歌を唱和する機会がなかったため、久々に聖歌を生の声で聞くことが出来、心が温まる式典となりました。


 また、来賓の方々からの挨拶があり、創立70年を迎えるにあたってクサヴェラ先生の教えが、沢山のOGやOBに伝わり、多くの方々に支えられて本校が存続できていることを再認識しました。


 さらに、本校代表の芳賀翔太君の挨拶の中に、「本校には、旭川藤女子高等学校から、旭川藤星高等学校へとつながる今日までの70年の道のりがあります。先輩方が作りあげてきた良き伝統を、仲間たちとともに支え合い守っていきたいと思います。」との言葉がありました。旭川藤女子高等学校から旭川藤星高等学校へと、共学化に伴い校名は代わりましたが、先輩たちの意思を受け継ぎ、是非新たな歴史を作りあげてほしいものです。そして、80年や100年など、後世に続く学校でありたいと感じました。

全学年オリエンテーション

 4月12日(水)から4月17日(月)まで、全学年ともオリエンテーションを実施し、各先生から進路についての話や授業、学校生活の心得などの話がありました。特に、3年生は受験生として、『今やるべきこと』を考え、進路実現に向けてスケジュールを再確認しました。高校生活も終盤を迎えているので、悔いの残らないよう全力で取り組んでほしいと期待しています。

 また、各コースでのレクリエーションも行われました。この日のために、各コースの実行委員が企画を練り、打ち合わせを重ね1年生と仲を深めるためにどうしたらよいかを考え、行事の運営にあたりました。特進コースでは、「多数派ゲーム」や「自己紹介ゲーム」、進学コースでは、「イントロクイズ」と「障害物競走」を、ULコースでは、「学校生活にまつわるクイズ」と「伝言リレーゲーム」など、各コースとも2,3年生が積極的に1年生に声をかけ、レクリエーションを盛り上げていました。

 さらに、オリエンテーション期間は、部活動や同好会紹介もあり、新入生たちも放課後、部活動体験などに参加をしています。

 最後には、オリエンテーションの締めの行事として、1年生は『祈りの集い』を行いました。カトリック校ならではの行事で、新入生の高校生活が有意義なものとなるように祈願をしました。

 

 

 

第71回入学式 -共学化後 最多の入学生-

 

 4月11日(火)、本校体育館で第71回入学式が挙行されました。箏曲部が歓迎演奏を行う厳かな雰囲気の中で式は始まり、共学化以降最多となる153名の新入生が藤星高校の一員として新たな一歩を踏み出しました。
 新入生を代表して、村田涼華さん(名寄東中学校卒)が、「カトリック学校として他にない様々な行事から感動を体感し、心躍る学校生活を送りたいと思います。」と力強く決意を述べていました。
 入学式終了後は、各コースに分かれて親子会(生徒、保護者参加)が行われ、コース毎の目的や特徴あるプログラムなどについて共通理解を図りました。
 新入生のみなさん、ご家族のみなさま、ご入学おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEW 藤星二期生 114名巣立つ!!

 3月3日(金)、「旭川藤星高等学校 第68回卒業証書授与式」が執り行われ、114名の藤星二期生がそれぞれの思いを胸に、厳粛な中にも温かみのある卒業証書授与式に臨みました。
 卒業生を代表して 阿部珠華さん がお礼の言葉を述べ、「私は、藤星高校での経験を通して新しい自分を見つけ、自信を持てるようになりました。誰にでも自分の花を咲かせられる場所があることを知りました。(中略)これからも自分と向き合い続け、いつチャンスが来ても恐れず挑戦していきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。
 卒業生の皆さんのこれから活躍を楽しみにしています。本校教職員一同いつまでも応援しています。

          【 旭川藤星高等学校 第68回卒業証書授与式 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          【 卒業生代表[お礼の言葉]阿部珠華さん 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

NEW 【朝の除雪隊!】

 藤星高校では校舎前の除雪を営繕の鈴木さんが行ってくれています。ここ数日続く雪の朝も、生徒の登校前にはいつも綺麗に除雪をしてくれています。
 そんな鈴木さんに今年は強い味方が現れました。女子バスケットボール部に所属する3年生の古澤摩奈さん、小林涼さん、佐藤花心さんです。3人とも現在は部の練習には参加していませんが、朝練をしていた時と同じように7時15分頃には登校し、それぞれの進路に関わる学習に取り組んでいました。そんな中、連日の鈴木さんの除雪の様子を見て、自然と手伝いをするようになったそうです。
 除雪の合間には、鈴木さんが以前就いていた仕事のことや藤棚の手入れのことなどについて話をしてくれるようで、3人とも「楽しく手伝いをしています」と話してくれました。そして、これからも雪の降った朝には鈴木さんの手伝いをしようと考えてくれているようです。(3人はいずれも大学や高等看護学校に進学が決定しています)

 

 

NEW 【クリスマス募金】

 12月7日(水)から16日(金)の8日間、本校生徒がクリスマス募金活動に取り組みました。募金の趣旨を書いたポスターや募金箱はすべて生徒の手作り。朝の生徒登校時の20分間、寒さを吹き飛ばすようなかけ声につられて、たくさんの生徒や先生方が募金活動に協力し、22,283円の募金が集まりました。この浄財はカリタスジャパンを通して、世界の子どもたちのためへの支援活動に使われます。

 

NEW 【クリスマス お喜びの会】

 12月15日(木)、本校体育館で「クリスマスお喜びの会」を実施しました。ミッションスクールとしての特徴が顕著に表れる行事のひとつで、今年の演目は『くるみ割り人形』でした。バレエ・ピアノデュオ・ピアノソロ・ヴァイオリン・グロッケン演奏など、すべてを藤星生徒が力を合わせて作り上げたもので、救い主イエス・キリストのご降誕を共に喜ぶひとときを過ごすことが出来ました。演者の皆さん、当日の運営を支えた生徒会執行部の皆さん、ご指導いただいた先生方に感謝致します。

 

 

NEW 【ULconference2022実施】留学生10名参加!

10月28日(金)、ULコース3年生が授業「Current Event & 国際事情」の一環として、道内の留学生と世界が直面する問題について英語で議論する「ULカンファレンス」が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染症のために本校生徒だけでの実施となりましたが、今年は道内の高校に在籍するAFS留学生10名が参加し、「Food Problems」をテーマに活発に議論を交わしました。
全体が6グループに別れ、それぞれのプレゼンテーションについてディスカッションを繰り返し、その内容をポスターとしてまとめて発表をしました。
ポーランドからの留学生メック君は「Very fun! たくさん友達ができ、楽しい時間だった。藤星の皆さん有り難う。」と感想を述べてくれました。藤星生として参加した渡辺航世君は、「食料問題を多角的に捉えることができ、自分の考えを拡げることができた。これからもこの問題を考えていきたい。」と今日の議論で終わらせることなく、更に学びを進める決意を語ってくれました。

NEW 【2学年 被爆者講話実施】

10月25日(火)6校時、2学年特進コース・進学コースが合同で「被爆者講話」を行いました。
両コースは、11月15日(火)から19日(土)の予定で関西・広島方面への修学旅行を予定しています。その行程で広島の原爆ドーム・平和記念公園を訪れることから、事前研修として実施したものです。
この日講話をして下さった木村一夫さん(81歳)は、現在は札幌に在住し、5年前から北海道内の学校を回り、語り部を続けているとのことでした。
木村さんは、1940年に千葉県松戸市で生まれ、1945年の東京大空襲のことは「江戸川を挟んで見える東京の空が真っ赤に染まっていた」ことを幼いながらも鮮明に覚えているとのことでした。その後、お父様の仕事の関係で広島に転住し、その年の8月6日に爆心地からわずか1.6キロにある自宅で被爆されました。
たまたま自宅内で朝食をとっていたことから命は助かったものの、二度目の原爆が投下されることへの恐怖、顔や身体中にやけどを負い血が噴き出した人の姿、髪が次々と抜けて丸刈りになりあっという間に亡くなる人たち、微熱と高熱が続く中での命の不安などについて、自らの体験を基に話して下さいました。
最後は、「私は被爆を乗り越え、生き抜くことができた。しかし、誰にも二度と同じ目にあって欲しくない。だから核の恐ろしさと、戦争の無意味さを伝えていく。次の世代の皆さんは、戦争をしないために何をしなくてはならないか、戦争について語り合い、深く話し合える人になって欲しい。戦争とは何かを考えてほしい。自分とは何かを考えてほしい。」と講話を締めくくりました。
2年1組山下結愛さんが、「戦争の残酷さを知ることができた。何気ない日常を一瞬で奪ってしまう原爆の恐ろしさを胸に刻み、私たちも何ができるか考えていきたい。」とお礼を述べ、この日の「被爆者講話」を終了しました。