スクールダイアリー
2021年夏 インターハイ弓道部、総文祭弁論部出場
インターハイに弓道部女子団体が、総文祭には弁論部が出場します。今まで努力を積み重ねてきた実力を存分に出し切れるよう、そして悔いの残らない大会となるよう頑張ってほしいと思います。
※あさひかわ新聞(2021年7月27日発行) 女子弓道部インターハイ出場紹介記事掲載
7月17日 マナベル体験会
先生が先生の体験授業 高校生との中学生相談ブース 体育館での全体会
中学生対象の『マナベル体験会』を205名の中学生・保護者を迎え実施しました。”藤星の学び”をぜひ知ってもらおうと、先生が先生となっての授業、高校生が先生となっての授業を企画し実施しました。また、高校生が中学生の勉強についての相談を受け付けるブースや、「カリキュラム講座」「募集要項講座」など内容を特化した本校教員によるミニ講座も開設し、多くの中学生や保護者が藤星高校への理解を深めていました。
8月29日(日)には、第1回オープンスクールを開催いたします。藤星高校の日常生活を幅広く体験できる会になります。是非多数の中学生・保護者の参加をお待ちしています。
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7月3・4日 2021年度藤星高校「学校祭」開催
クラス企画の準備 紙風船壁画の準備 前日祭(旭川市民文化会館にて)
前日祭(旭川市民文化会館にて) 本祭(クラス企画) 本祭(クラス企画)
本祭(打上花火)
7月3日(土)・4日(日)に、2年ぶりの「学校祭」が開催されました。昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、今年度は生徒と教員が一体となり、コロナウイルス対策を念頭に「何かできるのか」「どうしたらできるのか」を考えて、生徒会が中心となり計画し、生徒一人一人協力して準備して、この日の開催へとたどり着くことができました。
今年度の学校祭テーマは「テーマパーク」Tosei Dream Resortと題し、初日の前日祭は旭川市民文化会館にて、2日目の本祭は本校舎にてクラス企画を中心に活動を行いました。残念ながら、保護者や外部からの来客を入れずの開催となりましたが、生徒は「できる」範囲の中で、「できる」限り学校祭に取り組み、『藤星ファミリー』としてその良さを味わっていたものと思います。
今年も、様々な方からの、ご支援・ご協力をいただき、感謝申し上げます。次年度は、たくさんの方々にも参加していただける、いつもながらの学校祭が開催できることを祈っています。
6月21日 高体連全道大会結果報告~弓道部全道優勝~
表彰される旭川藤星弓道部(高体連全道大会・函館市)
高体連支部大会(5月中下旬実施)を勝ち抜き、弓道部女子とバスケットボール部女子が全道大会に出場しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言により、十分な練習に臨めなかったにもかかわらず、普段の練習の成果を十分に発揮することができ、優秀な結果を残すことができました。
●高体連弓道全道大会(函館市開催)
女子団体 優勝(全国総体インターハイ出場権獲得)
女子個人 3位(2年 見角 奏絵 さん)
●高体連バスケットボール全道大会(旭川市開催)
女 子 3位
ベスト5賞 3年 荒田 乃愛 さん
弓道部女子団体は7月下旬に上越市で行われる全国総体インターハイに出場します。また、これから全道大会をひかえている、高体連競技、高文連部門もあります。引き続きご声援いただけますよう、よろしくお願いします。
令和3年度北海道高等学校文化連盟上川支部 音楽発表大会 審査結果(令和3年6月19日 16:00発表)
5月10・11日【フィリピンスマイルプロジェクト】SDGsオンライン講話実施-北海道新聞5月28日掲載
5月10日(月)および11日(火)に、本校にてNGO法人LOOBによるSDGsオンライン講話が行われ、本校生徒11名が参加し、北海道新聞に記事として取り上げられました。(北海道新聞社許諾D2105-2205-00023773)
5月11日 高体連壮行会・交通安全教室
高体連壮行会 1年交通安全教室(自転車実演) 2年交通安全教室(緊急通報実演)
全校朝礼の時間に合わせ、来る高体連支部大会に出場する選手の激励のため壮行会が行われました。校長先生からは「コロナに負けず勝つ、試合に勝つ、己に勝つ」を目標に、そして生徒会長からは「最後に愛は勝つ」という言葉からチームメイトや指導していただいた先生方、家族、応援してくれる生徒の皆様に愛のこもった感謝を抱いて、最後まで頑張ってほしいと応援のメッセージがありました。選手の皆さんが、悔いの残らぬ試合をしてくれることを祈っています。
また、午後からは1・2年生を対象に交通安全教室が開催されました。旭川中央警察署、クミアイ自動車学校、旭川市防災安全部交通防犯係から講師を招き、自転車運転のルール・マナーの向上と交通安全意識高揚を目指し実施しました。講師の方からは、自転車の片手運転や併走の危険性、事故に遭遇したときの対処法などについて指導を受けました。生徒の皆さんには、交通ルールを守り安全に安心して登下校してほしいと思っています。
5月7日 生徒総会・新入生歓迎会
生徒総会 新入生歓迎会・企画活動 新入生歓迎会・行事紹介
新型コロナウイルス感染予防を徹底して、5月7日(金)に生徒総会、そして新入生歓迎会が実施されました。午前の生徒総会では、生徒会執行部の紹介、そして昨年度決算・今年度予算の決議がなされ、2021年度の生徒会活動がスタートしました。午後は、2・3年が準備をすすめた新入生歓迎会が、校舎全体を利用し行われました。2・3年は一人一人役割を持ち、新入生に対して「藤星らしさ」を、企画を通じていきいきと伝えていました。その風景はまさに『藤星体験』そのもので、これからの生徒たちの活躍・成長がうかがえる一日になりました。
新年度オリエンテーションを実施
1年 校内探検 1年 祈りの集い
新年度スタートにあたり、4月12日(月)から、学年やコースで各種オリエンテーションが実施されました。各学年企画として、学校生活の送り方の説明、自己紹介、そして校内探検などを実施しました。また、コース企画としては、上級生が企画するなど、1~3年までが交流できるレクが実施されました。今後も生徒主体の活動を通じて、一人一人の成長につながるよう期待しています。
2021年度がスタート ~着任式・始業式・入学式~
着任式・始業式 入学式
4月8日(木)から2021年度がスタートしました。
4月8日(木)には、新2・3年生が登校し、着任式・始業式が行われました。着任式では、山本 周男 新校長をはじめ6人の先生方の紹介がありました。続いての始業式では、校長先生からの新年度スタートに向け激励の挨拶がありました。
4月9日(金)には、PTA副会長の久木様、北海道カトリック学園から品田様を来賓に、入学式を挙行し、新入生149名が藤星の仲間入りをしました。今年度で、1年から3年までが同じ制服で登校することになります。合計400人で新年度がスタートします。どうぞよろしくお願いします。
3月31日(水)2020年度を終えて
2020年度最後になります。次年度は入学者が149名の予定です。男子も33名です。割合としては女子が圧倒的に多いですが、男子生徒も存在感が充分にあります。私は今年度で退任しますが、明日から2021年度、藤星3年目です。新しい校長先生のもとで発展してくことをお祈りいたします。藤の精神、マリアの星の藤星高校をこれからも宜しくお願いします!!!
3月3日 第66回卒業式
今年の卒業生たちは、旭川藤女子高等学校の最期の入学生でした。2017年の11月に共学化と法人移管(藤学園から北海道カトリック学園に学校法人が代わる)が発表された時に中学3年生でした。そのときの学校の転換期でも、本校を選んで入学した生徒たちです。また、新型コロナウィルスによって最後の学校祭や体育祭が出来なかった生徒たちでもありますが、悲嘆に暮れることなく前向きに物事に取り組みました。ダイアリーのバックナンバーで紹介した行事などの多くが、卒業生たちによってつくられました。今までのように逆境を乗り越えた経験は、今後の人生の中で知恵や思いやりとなっていき花開くものと思います。藤として藤星として、思い出とともに学校生活で得た事を糧にしてほしいと願います。ご卒業おめでとうございます。
2月26日 予餞会
卒業式を前にした餞(はなむけ)の会という事で恒例の行事ですが、昨年は休校のためできませんでした。会場の体育館が密にならないように、1,2年生は別会場でオンラインでつないで参加しました。同じ場所に居ても居なくても、お互いに楽しめるように生徒会が工夫を凝らして、企画・準備してくれました。笑顔、涙と思い出に残った予餞会になったと思います。
2月16日 一般入試
とにかく今年は、新型コロナウィルス感染防止のために、様々な工夫が求められました。旭川の私立高校では、一般試験実施日の前に3日間校内を空けるなど、感染防止に努める対応をとってきました。
当日は、風雪が激しい天候の状況ではありましたが、ほぼ問題なく受験生は試験と面接にのぞめたのではないでしょうか。午後の面接が終わった受験生から下校しましたが、朝の緊張の面持ちと違って安堵の笑顔で帰っていきました。
2月9日 対談企画、看護師と医学生
新型コロナ禍の中で、大変ご苦労されている医療従事者や医学生と対談する企画が1年生でありました。当日は、本校の卒業生でもある旭川医大看護師の坂口さんと、医大生4年の菊池さんが来校しました。対談を通して進路への熱意を燃やした生徒、真剣に考えた生徒など、さまざまなリアクションがあったと思います。貴重な対談の機会が得られたことに感謝し、それぞれの学習のモチベーションアップにつながればと願っています。
1月19日 コピーライターによるワークショップ
1年生の総合学習の時間に、札幌にある広告会社、株式会社インプロバイドのコピーライターである池端宏介さんをお招きしたワークショップを行いました。
オンラインやメールなど、ネットワークによる言葉や情報のやり取りは、社会で生きていく中で不可欠なものになっています。言葉の使い方ひとつで、人を傷つけもすれば、励ましにもなります。そのような言葉の効果の実践者であるコピーライターのアドバイスを受けて、かなり勉強になったのではないでしょうか。この時間で生徒たちが、言葉の使い方そのものに対する「気づき」を得られたように思いました。
1月16日 英語劇
年も明けかなり遅くなりましたが、ダイアリーの再開です!
例年12月に行っていた英語劇でしたが、今年はコロナの影響もあり、1カ月延期しての発表となりました。感染防止を考えて広めの会場とし、出演者もマスク着用で演じることになりました。
「リバイバルサーカス」というタイトルですが、バラバラで一体感がなかった団員たちが、一致協力してショーを成功させる物語でした。お互いが協力できるようになって本番を迎える直前に、世界中に蔓延するウィルスで公演ができなくなります。それでも団員たちは無観客でショーを楽しみ続けるのです。
サーカス小屋に見物客が、一人また一人と増えていき、暗く落ち込んだ社会に光を灯し続けるように団員たちは演じ続けるのです。
ULコースの英語劇は、企画、脚本、演出と全てオリジナルです。実際に2年生たちが新型コロナウィルス蔓延でニュージーランドからの帰国を余儀なくされた経験を物語にしています。全員が舞台演出やナレーションで活躍できるようA・Bの二つのチームで演じたところも見どころだったと思います。逆境をバネにする生徒たちのたくましさに勇気をもらいました!
12月17日(木)クリスマスお喜びの会
新型コロナ感染拡大の状況を受けて、今年のクリスマス行事は、各教室をオンラインでつないだ分散型で実施しました。皆が同じ空間で「クリスマスお喜びの会」を祝うことが叶いませんでしたが、生徒の皆さん、クリスマスの雰囲気は味わえたでしょうか。
今年は、キリスト生誕の物語を生徒の有志が演じ、ピアノやサックス、グロッケンなどの楽器の演奏も交えておこないました。それぞれの役割を担ってくれた生徒の皆さん、ありがとうございます。また、オンラインという異例の対応に、見えない苦労もたくさんあったと思います。多くの支えがあって成し遂げられたクリスマスお喜びの会だったと思います。スタッフの尽力に感謝しています!最後に、例年は皆でケーキを食べますが、今年は焼き菓子の持ち帰りでした。おいしく食べましたか?
さて、「お喜びの会」というネーミングは、旭川藤女子高等学校時代の伝統を引き継いでいます。クリスマスを迎える待降節の期間に、心(精神的)・物(物質的)な準備を実行して、待降節に学ぶことが教育の中で大切にされてきました。待降節に他者に奉仕するなど、実践し努力して待降節を学び、最後にクライマックスであるクリスマスに共に喜ぶことに由来しているようです。(本校創立五〇周年記念誌「クリスマスお喜びの会」から参考)
本校の今年のクリスマスの行事は終わりましたが、クリスマスを待つということは、単なる時間の経過を待つのでなく、目標を完成に向かわせるプロセスを味わうことだと思います。精神的にも物質的にも達成を喜ぶなかで、クリスマスの行事は一人ひとりの心の中に刻まれていくのです。「お喜び」の意味にはそのようなものがあると思います。
12月15日(火) 全校集会アドヴェントの話から②
クリスマスの物語であるイエス誕生の話は、新約聖書のマタイとルカの二つの福音書に登場します。お母さんのマリアが天使ガブリエルからお告げを受け、赤ちゃんを身籠った奇跡の出来事が書いてあります。お告げの場面は、皆さんが宗教の授業で習ったアヴェ・マリアの祈りの言葉です。「恵みに満ちた方、主はあなたと共におられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています・・・」という前半の部分になります。救い主イエスの誕生は、神様から与えられた恵みとして語られています。
実は、アヴェ・マリアの祈りは、クリスマスと大変つながりが深いのです。オペラでも有名なグノーのアヴェ・マリアなどの曲や歌がその場面のイメージなのでしょう。それをイメージすると、神聖な雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。今年の本校でのクリスマスお喜びの会では、そのような場面も含め、有志の皆さんに演じてもらう予定です。
聖書を読むと、クリスマス物語には、臨月を迎えたマリアが、人口調査のために夫ヨセフの故郷まで旅をする物語や、星の行方を追って東方の三博士がイエスを訪れる物語、また、貧しい羊飼いたちが天使に導かれて救い主の誕生に招かれる物語など、色々な物語がバラエティにあります。それらの物語は、それぞれの登場人物たちの「信仰」に結びついています。
さて、クリスマスは毎年繰り返され、同じように感じます。一方で私たちは日々成長し、変化しています。本校でも今年もクリスマスを迎えます。新型コロナ禍の中でいつもと違いますが、成長する私たちに必要な何かを発見出来たらと願っています。それは、マリアが天使ガブリエルからお告げを受けて、自らの運命を受け止めた決意のように、私たちにも何かに心に決める気づきとなるかもしれません。受け止めたマリアの言葉を「Let it be」と言う人もたくさんいます。運命を受け止めて、前向きに前進する勇気が、私たち一人ひとりに与えられますようにと願います。コロナ禍であるからこそ、なおのことそう願います。
明後日のクリスマス行事で、皆さんが感じて学んだと実感すれば幸いに思います。来週の金曜日から冬休みとなりますが、残り一日一日を大切に丁寧に過ごしましょう。
(写真は、2008年撮影のものです。)