スクールダイアリー

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NEW 【ULconference2022実施】留学生10名参加!

10月28日(金)、ULコース3年生が授業「Current Event & 国際事情」の一環として、道内の留学生と世界が直面する問題について英語で議論する「ULカンファレンス」が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染症のために本校生徒だけでの実施となりましたが、今年は道内の高校に在籍するAFS留学生10名が参加し、「Food Problems」をテーマに活発に議論を交わしました。
全体が6グループに別れ、それぞれのプレゼンテーションについてディスカッションを繰り返し、その内容をポスターとしてまとめて発表をしました。
ポーランドからの留学生メック君は「Very fun! たくさん友達ができ、楽しい時間だった。藤星の皆さん有り難う。」と感想を述べてくれました。藤星生として参加した渡辺航世君は、「食料問題を多角的に捉えることができ、自分の考えを拡げることができた。これからもこの問題を考えていきたい。」と今日の議論で終わらせることなく、更に学びを進める決意を語ってくれました。

NEW 【2学年 被爆者講話実施】

10月25日(火)6校時、2学年特進コース・進学コースが合同で「被爆者講話」を行いました。
両コースは、11月15日(火)から19日(土)の予定で関西・広島方面への修学旅行を予定しています。その行程で広島の原爆ドーム・平和記念公園を訪れることから、事前研修として実施したものです。
この日講話をして下さった木村一夫さん(81歳)は、現在は札幌に在住し、5年前から北海道内の学校を回り、語り部を続けているとのことでした。
木村さんは、1940年に千葉県松戸市で生まれ、1945年の東京大空襲のことは「江戸川を挟んで見える東京の空が真っ赤に染まっていた」ことを幼いながらも鮮明に覚えているとのことでした。その後、お父様の仕事の関係で広島に転住し、その年の8月6日に爆心地からわずか1.6キロにある自宅で被爆されました。
たまたま自宅内で朝食をとっていたことから命は助かったものの、二度目の原爆が投下されることへの恐怖、顔や身体中にやけどを負い血が噴き出した人の姿、髪が次々と抜けて丸刈りになりあっという間に亡くなる人たち、微熱と高熱が続く中での命の不安などについて、自らの体験を基に話して下さいました。
最後は、「私は被爆を乗り越え、生き抜くことができた。しかし、誰にも二度と同じ目にあって欲しくない。だから核の恐ろしさと、戦争の無意味さを伝えていく。次の世代の皆さんは、戦争をしないために何をしなくてはならないか、戦争について語り合い、深く話し合える人になって欲しい。戦争とは何かを考えてほしい。自分とは何かを考えてほしい。」と講話を締めくくりました。
2年1組山下結愛さんが、「戦争の残酷さを知ることができた。何気ない日常を一瞬で奪ってしまう原爆の恐ろしさを胸に刻み、私たちも何ができるか考えていきたい。」とお礼を述べ、この日の「被爆者講話」を終了しました。

 

NEW 【3年1組 体験報告会】part3

9月14日(水)7時間目、3年1組で行われた夏季休業中の体験報告会Part3です。

今回はインドネシアの国際農業開発基金(IFAD)でインターンシップ体験をした下村玲華さんの発表です。

 

下村 玲華さん 【インドネシアでのインターンシップ体験について】 

 私は7月初めから8月半ばまでの約1ヶ月半をインドネシアで過ごしました。

 7月中は国際農業開発基金(IFAD)でのインターンシップに励み、実際に働く職員の方々から様々なものを学ぶことができました。インドネシアでのIFADの歴史や進行中のプロジェクトについてなどの資料を読み込むことは勿論、所長さんや職員の方々の話を聞かせていただいたり、会議を傍聴させていただくこともありました。

 これまでは、学校外で仕事の話を聞く機会はあまりなかったのですが、職員の方々の仕事に対する意気込みや日頃大切にしていることなどを聞くことができ、自分の将来像についても具体的に考えるようになりました。オフィス以外でも、父の出張に帯同する形でバリ島のG20関連のイベントを傍聴し、シュタイナーUNDP総裁ともお話しをすることができました。最後には、私自身がIFADの活動を分析し、IFDAの皆さんの前でプレゼンする機会にも恵まれ、私自身の将来の選択肢を広げてくれるとてもいい経験になりました。

 今回の経験はとても充実した、将来への準備と投資になったと思います。今後、どんな道に進んでもこれらの経験や学びを活かし目標を達成できる人間になれるよう、残りの高校生活も意味のあるものにしていきたいと思います。

シュタイナーUNDP総裁と、バリ島で   じー20イベント会場で    IFADオフィスでプレゼン、イヴァン所長と  インドネシアの日本食料理店で、所長と

 

ココナッツを食べる下村さん      ガムランを試しに鳴らしてみる下村さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【留学生Elisa Caverzasiさん帰国】

藤星高校には現在、AFS留学生が3名在籍しています。
この中の一人Elisa Caverzasiさんは、AFS留学生として今年5月に来日し、藤星高校への通学を始めました。2年6組(ULコース)で学び、今週で5ヶ月間の留学を終え、イタリアに帰国することになります。
Elisaさんは、「藤星高校では、多くの生徒と交流ができたことが嬉しかった。授業の他に皆さんの協力で日本語の勉強ができてとても充実した留学期間でした。一番の想い出は7月の学校祭で “ミス藤星” に選ばれたこと。その他にも、藤星高校で取り組んだいろいろなことが思い出として心に残っています。藤星高校の皆さん、これからも勉強頑張って下さい。」と話してくれました。
イタリアに帰国後は、来年6月に高校を卒業した後、1年間デンマークでさらに英語を勉強する予定だそうです。その後は再度日本に来日し、大学の英語コースで学ぶことがこれからの目標ということです。
この期間、一緒に藤星高校での生活を送ったAkbar Fawzi 君、Pariya O-shi Bunrod さんからは「私たちこのことを忘れないで、これからも日本語の勉強頑張って!」と、エールが送られていました。

 

 

  左から  Elisaさん   Akbar君   O-shiさん         全校集会で挨拶する Elisaさん

 

【自転車防犯診断実施】

10月13日(木)、旭川中央警察署生活安全課と本校生徒指導部、ボランティアサークル”マリアガーデン”の生徒7名が、本校生徒の自転車防犯診断を行いました。
診断に参加した生徒たちは、駐輪している全ての自転車を点検し、「・防犯登録がない ・鍵がかけられていない ・ツーロックにしていない ・駐輪場を利用していない」などの項目に当てはまる自転車に対し、注意喚起を促すカードを取りつけました。
すべての自転車の診断を終え、生活安全課の方からは「ツーロックにしていない自転車が多く見受けられたこと、防犯対策をすることが生徒が被害者になることを防ぐことなり加害者も生み出さないことに繋がる」ことなどのお話がありました。
この防犯診断は警察署の方の呼びかけで行ったものですが、参加した生徒たちは改めて防犯対策の大切さを実感していました。