スクールダイアリー

12月17日(木)クリスマスお喜びの会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナ感染拡大の状況を受けて、今年のクリスマス行事は、各教室をオンラインでつないだ分散型で実施しました。皆が同じ空間で「クリスマスお喜びの会」を祝うことが叶いませんでしたが、生徒の皆さん、クリスマスの雰囲気は味わえたでしょうか。

今年は、キリスト生誕の物語を生徒の有志が演じ、ピアノやサックス、グロッケンなどの楽器の演奏も交えておこないました。それぞれの役割を担ってくれた生徒の皆さん、ありがとうございます。また、オンラインという異例の対応に、見えない苦労もたくさんあったと思います。多くの支えがあって成し遂げられたクリスマスお喜びの会だったと思います。スタッフの尽力に感謝しています!最後に、例年は皆でケーキを食べますが、今年は焼き菓子の持ち帰りでした。おいしく食べましたか?

さて、「お喜びの会」というネーミングは、旭川藤女子高等学校時代の伝統を引き継いでいます。クリスマスを迎える待降節の期間に、心(精神的)・物(物質的)な準備を実行して、待降節に学ぶことが教育の中で大切にされてきました。待降節に他者に奉仕するなど、実践し努力して待降節を学び、最後にクライマックスであるクリスマスに共に喜ぶことに由来しているようです。(本校創立五〇周年記念誌「クリスマスお喜びの会」から参考)

本校の今年のクリスマスの行事は終わりましたが、クリスマスを待つということは、単なる時間の経過を待つのでなく、目標を完成に向かわせるプロセスを味わうことだと思います。精神的にも物質的にも達成を喜ぶなかで、クリスマスの行事は一人ひとりの心の中に刻まれていくのです。「お喜び」の意味にはそのようなものがあると思います。