スクールダイアリー

10月10日(水)校地の安全確保

 樹木の剪定

 最近の台風の被害はひと昔前よりもひどくなっている気がするのは、決して気のせいだけではないように思います。本校創立後まもなく植樹され、大木となったホームセンター側の道路沿いのドイツトウヒは、高圧線に接してはいけないと、すでに夏に強剪定をしました。

 また、先般の地震前の台風では国道40号線側のアスナロヒバの枝が折れるなどの被害が出ました。その際に診てもらったところ、枝もさることながら、樹の大きくなり、根の張りが浅くて危険とのことで、予定外に強剪定を行いました。

 この日は、自転車置場の向かいで、生徒が登下校時によく通る通路のそばにある大木(ハルニレ)も同様に危険とのことで剪定です。せっかく育ったのに、少しかわいそうな、もったいないような気もしますが、そこは安全第一です。

 切り詰められても再びきれいな樹形に復活してくれることに期待しているところです。

 

 本日は、午後から「日本伝統文化」の授業の一環として、本校講堂で「たいらゑつこ琵琶演奏会」が行われます。国際化の時代だからこそ、生徒が日本や地域の伝統文化に触れる、体験する機会を少しでも多くしたい。それが本校の教育に携わる者の強い思いです。

 

20181011追記
ハルニレその後

 ハルニレがこんなにもコンパクトになってしまいました。でもそこは広葉樹のこと、来シーズンにはまた元気に枝を伸ばし、たくさんの葉をつけてくれるはずです。大風に吹かれてもしなやかにかわして耐え、しっかりと根を下ろして大地に立つ藤高生を思わせる樹です。