2018年10月の記事一覧
10月10日(水)校地の安全確保
最近の台風の被害はひと昔前よりもひどくなっている気がするのは、決して気のせいだけではないように思います。本校創立後まもなく植樹され、大木となったホームセンター側の道路沿いのドイツトウヒは、高圧線に接してはいけないと、すでに夏に強剪定をしました。
また、先般の地震前の台風では国道40号線側のアスナロヒバの枝が折れるなどの被害が出ました。その際に診てもらったところ、枝もさることながら、樹の大きくなり、根の張りが浅くて危険とのことで、予定外に強剪定を行いました。
この日は、自転車置場の向かいで、生徒が登下校時によく通る通路のそばにある大木(ハルニレ)も同様に危険とのことで剪定です。せっかく育ったのに、少しかわいそうな、もったいないような気もしますが、そこは安全第一です。
切り詰められても再びきれいな樹形に復活してくれることに期待しているところです。
本日は、午後から「日本伝統文化」の授業の一環として、本校講堂で「たいらゑつこ琵琶演奏会」が行われます。国際化の時代だからこそ、生徒が日本や地域の伝統文化に触れる、体験する機会を少しでも多くしたい。それが本校の教育に携わる者の強い思いです。
20181011追記
ハルニレがこんなにもコンパクトになってしまいました。でもそこは広葉樹のこと、来シーズンにはまた元気に枝を伸ばし、たくさんの葉をつけてくれるはずです。大風に吹かれてもしなやかにかわして耐え、しっかりと根を下ろして大地に立つ藤高生を思わせる樹です。
10月9日(火)クサベラ館でのミサ
この日は、午後4時から月に1度のクサベラ館聖堂でのミサがありました。フランシスコ会神居修道院から阿部神父様にお出でいただき、司式をしていただいています。
旭川市内の各カトリック教会のお仕事でご多忙の中、今年度の阿部神父様は宗教の授業も担当してくださっています。このミサは、1年度分の日程が年度当初に示されるので、どなたでも参加できます。
決して大人数とは言えませんが、同窓生、カトリック教会の信徒、そのご家族や知人、教職員や生徒など、様々な方が集って参列します。洗礼を受けている方もいれば、そうでない方もいます。
それでいて、何やらすべてがうまく調和してミサは滞りなく終わります。その後にはささやかながらクサベラ館の食堂で茶話会があり、和やかなひと時が流れてい行きます。
心静かにお祈りをする場がある。カトリック・ミッション・スクールならではの空間です。
10月6日(土) 藤に男子(第4回オープン・スクール)
第4回オープン・スクールは、男子限定のオープン・スクールです。参加中学生の半数は今回も参加、あとの半数は今回が初めての本校への来校となりました。
全体企画の後は希望の各体験コーナーに分かれ、真剣に、興味深げに、そして楽しげに取り組んでいた男子生徒のみなさんの姿が印象的でした。
写真はVR (Virtual Reality) 体験コーナーです。その隣にはプログラミング体験コーナーなど、様々なコーナーが設けれられていて、本校に入学したらできること、学べることの一端を体験できた一日となったことと思います。
10月5日(金)旭川に例年より3日早い初霜
2か月前の猛暑は一体何だったのかというくらいに、本校のキャンパスにも秋が駆け足でやって来ています。10月1日(月)から後期が順調に滑り出しましたが、生徒は一斉に伝統の冬服のセーラー服に衣替えして日々の学校生活を過ごしています。
ふと聖フランシスコ像の花壇の向こう側に目をやると、桜の葉がこんなにも紅く色づいていました。御像のまわりの花壇もすっかり秋のたたずまいです。
【平和を求める祈り】
主よ、
わたしをあなたの平和の道具として
お使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びを
もたらすものとしてください。
慰められるよりは 慰めることを
理解されるよりは 理解することを、
愛されるよりは 愛することを、
わたしが、求めますように。
わたしたちは与えるから受け、
ゆるすから ゆるされ、
自分を捨てて死に、
永遠の命をいただくのですから。
(アシジの聖フランシスコ)
10月4日(木)生徒会役員選挙
この日は、生徒会役員選挙の日でした。旭川藤女子高生徒会として最後の年度の選挙です。多くの役員候補が「藤女子」から「藤星」の橋渡しに生徒会役員として貢献したい、藤高の良き伝統を藤星高に引き継いでいきたいと訴えていたことが印象的でした。
選挙は信任投票でしたが、翌日の開票の結果、すべて信任されました。在校生が新年度からの共学という大きな変化を前向きにとらえているということに頼もしさを抱きました。
世間一般の女子高のイメージとは異なるのかもしれませんが、本校では生徒が主体的、自主的に物事を企画し、準備し、実行することがらが少なくありません。この生徒の積極的な姿勢とそれを見守る教職員の姿勢は、創立以来の伝統です。
選んだ生徒、選ばれた生徒、生徒全員が力を合わせ、ますます学校が盛り上がるよう期待しています。