特進コース

目標に向かって、
深く、効率的に学ぼう。

POINT

アクティブラーニングの授業や、放課後に自主開催する「ラーニングコモンズ※1」での勉強会で積極的にクラスメイトと意見交換を行い、楽しく思考力を育みます。

スタディーキャンプ※2などの企画運営や学年を超えたコミュニケーションを通してインターパーソナルスキル※3を磨きます。

新入試制度に導入されるポートフォリオを、ICT※4を利用しPDCAサイクル※5を回していく方法で発展的に活用していくことで、さまざまな場面で経験したことを、新しい自分をつくる材料にして進化していく力が身につきます。

※1 総合的な自主学習のための環境。グループ学習や討論会などさまざまな学習形態の活用に対応するスペース。

※2 1・2年合同の合宿。個人学習、協働学習を通じて主体性・協調性の向上を図ります。教科の勉強の他、身近な問題について考える探究学習、アクティビティなどに取り組みます。

※3 対話する相手を理解し、その人とお互いの立場にふさわしいやり取りを通して目的にかなった効果的な人間関係を築く能力。

※4 ベネッセの「Classi」というシステムで、Webでドリルやテストに取り組んだり、学習動画を視聴したりし、模擬試験対策や受験対策をしています。今年度からはEnglish Centralという映像教材を用いて全員でGTEC4技能試験を受験するなど、新入試の英語外部資格利用制度への対策もしています。

※5 目標を設定してその実施計画を立て(P=Plan)、それを実施し(D=do)、その結果を検証し(C=Check)、振り返り改善をする(A=Action)サイクル。

カリキュラムの特徴

[1年生]
コース内共通
カリキュラム

2年生からの発展的学習がスムーズに進むよう、基礎科目を配置し、基盤となる学力を構築します。平常講習、長期休業中の講習、小テストを通して、生徒一人ひとりをサポート。職業観や、大学への理解を深め、目標を明確にして自ら学ぶ姿勢を身につけます。また、総合的な探究の時間で、ボランティア活動や探究的な学びを通し、他者と協働して問題を解決する力を向上させていきます。

[2年生]
文系・理系選択
カリキュラム

文系・理系とも国公立大学受験に対応したカリキュラムで、数学の単位を多めに設定。理系については理科、文系においては英語・社会の単位を増加し、進路に合わせたカリキュラムを組んでいます。また、大学のオープンキャンパスや校内での進路ガイダンスを通して、志望校とそこに進むための方法を明確にし、講習にも取り組みながら、受験に向かう姿勢をつくっていきます。

[3年生]
受験対応
カリキュラム

理系については数学・理科、文系は英語・国語の単位数を大幅に増加させ、現役合格を目指します。特に選択科目は基本的に少人数で、受験校に合わせた学習指導を行います。個々の大学に合わせた個別指導や、近年増加している推薦・AO入試の面接や小論文指導についても、受験する大学の傾向を分析して、効率的に合格に近づけるよう指導体制を組んでいます。

特進コースの卒業生

大学生
旭川医科大学
医学部 看護学科

大西 珠希 さん (2018年卒業)

藤高はそれぞれが目標に向かい成長できる環境です。大学入試二次試験の小論文、集団・個人面接では、先生の丁寧な指導やクラスメイトの協力のおかげで最後まで自信を持って試験に臨むことができました。弓道部に所属し部活にも熱中していました。部活と勉強の両立のなかでPDS手帳※を使った自己管理能力が身につきました。今もこれからも役立つ経験をさせてくれた藤高に感謝しています。ぜひ藤高でかけがえのない充実した3年間を仲間とともに過ごしてください。

※週の目標や、どういう人になりたいのか、自分でつくったプラン(Plan)を記入し実行(Do)、振り返り(See)ができるノート。

社会人

山形大学 人文学部
法経政策学科 卒業

株式会社マイナビ
勤務

渡辺 沙織 さん (2012年卒業)

藤高では担任の先生はもちろんですが、担任以外の先生も生徒一人ひとりに向き合ってくれます。志望校合格に向けて放課後講習や面接練習をしていただき、塾に通わなくても乗り越えられました。部活は陶芸部と放送部に所属し、何事にも全力で取り組める環境がありました。今は株式会社マイナビで営業の仕事をしています。信頼される営業になるためには社会人基礎力が必要です。高校生活での挨拶、身だしなみなど生活規律が社会人としてのマナーに繋がっています。

目指す進路

難関国公立大学/国立大医学部
難関私立大学

北大などの難関国公立大学、国立大医学部、
早慶・上智・東京理科大レベルの難関私大を目指します。

進路指導について

昨年度は特進コースの全員が現役合格。近年、多くの大学が推薦・AO入試を増やしていますが、特進コースでは、徹底した面接対策や小論文指導によって推薦受験を希望した生徒が90%以上の割合で合格しています。国公立大学推薦受験者の合格率も80%。不合格になった場合も大学の傾向を分析し、効率よく学習できるよう戦略を立てて、一般受験で再チャレンジして合格しています。