ごあいさつ

地の塩・世の光となれ!

「あなたがたは地の塩である」・「あなたがたは世の光である」というイエス・キリストの言葉を念頭に「ひと」としての使命を自覚して社会に奉仕する者を育成することが、本校のミッションです。

Society5.0と呼ばれる情報ネットワークやAIが進化しグローバル化する社会において、情報活用技術や国際化に対応する能力は、これからの時代を担う子どもたちに重要なものとなっています。また一方で、このような時代であればこそ「ひと」にしか出来ない能力や「心」の成長がより一層大切なものであることが鮮明になってきました。

本校は時代の変化を見つめながら、旭川藤女子高等学校のときから時代のニーズに応える教育を実践してきました。2019年度から本校は男女共学の学校法人北海道カトリック学園旭川藤星高等学校となりましたが、開校当初から培われた教育は脈々と受け継がれ、さらに進化しています。

本校の学びの特徴は生徒の自主性にあります。生徒は教師の支援のもと「学び方」を学び、生徒自らが主体的に取組む授業を構成します。また、ICT機器の活用で基礎基本の定着を図り、発表する中で思考・判断・表現を繰り返して学習目標を達成する取組を行っています。教科の学習以外でも行事や特別活動において生徒全員が企画や運営を主体的に行い、それらの場面において役割を果たすことで自己肯定感を高める取組を行っています。まさに「探究」としての学びの実践が生徒一人ひとりを成長させ、「一人ひとりの咲くべき花を咲かせる」という教育モットーを大切にしながら、それぞれの花が咲くよう寄り添っています。

修道女クサベラ・レーメ

本校は、ドイツ人修道女クサベラ・レーメによって創立されました。初代校長となった創立者は、札幌藤高等女学校(現藤女子中学高等学校)と札幌光星商業学校(男子校、現札幌光星中学高等学校…現在は男女共学校)を創立したヴェンセスラウス・キノルド司教の要請に応え、1920(大正9)年に来日して札幌に入りました。二度の世界大戦の苦難を乗り越えたシスター・クサベラは、旭川市の要請を受け1953年に旭川に入り、本校を開校しました。彼女の思いは今日も語り継がれています。

創立者も地の塩・世の光となって使命を生きた者です。彼女の思いが息づいた本校で、一人ひとりがその精神を学びながら成長して心豊かになることを願っています。

第12代校長 山本 周男