スクールダイアリー

2019年1月の記事一覧

1月22日(火)映画『生きる』(豪田トモ監督)上映会

映画『生まれる』

 この日の午後は、2年生が映画『生まれる』(豪田トモ監督)の上映会でした。藤高では、赤ちゃんが生まれるということを通して命、生と死などを考える授業を毎年実施しています。上映会はその授業の一環です。

 両親の不和、虐待された経験から親になることに戸惑いを抱く夫婦、出産予定日に我が子を亡くした夫婦、子供を望んだものの授からないことを受け容れて生きる夫婦、障害を持つ子を育てる夫婦、そのような夫婦が築いた家族を通して、生きることの意味や大切さを問いかける映画でした。

 藤高生が学窓を離れた後、ひとりの「人」としてどのように生きて行くのか、この授業の中からそのための何かを得られることができたらと願っています。 

1月21日(月)ULコースNZ留学壮行会

NZ留学壮行会

 1月も下旬に入りました。この日はセンター試験受験者が登校しての自己採点日なことは、日本全国お決まりの行事です。

 本校では、これに加えてUL2年生の企画したニュージーランド留学壮行会が留学する1年生とその保護者の参加を得て実施されました。時間のとれる3年生も参加してくれました。

 教員、卒業生(三井あき子様)、先輩の代表からそれぞれに激励の言葉があり、また留学する1年生の生徒からは感謝と抱負の表明がありました。

 また、相撲、玩具(けん玉・お手玉)、夏の過ごし方(すだれ・風鈴・浴衣)など、英語による3つの日本文化の紹介がありました。

 写真は、先輩と1年生(及びその保護者)が入り混じって同じテーブルを囲み、質問やそのアドバイスとなる体験談などを語る時間を撮ったものです。UL1年の留学生一行は明後日に旭川空港を出立します。

 思えば生まれてこの方、3カ月も保護者のもとを離れて過ごす体験(逆の立場から言えば、3カ月も我が子を手放す体験)などほとんど誰もしたことがないと思います。

 英語力の向上や異文化コミュニケーション能力の向上はもちろん磨き上げられますが、人としてのこの体験が帰国した生徒の心身を1まわりも2まわりも成長させてくれます。それが藤高ULコースのNZ留学です。

1月18日(金)UL1年NZ留学祈りの集い

旭川市長表敬訪問

 毎日降雪が続く中、いよいよULコース1年27名のニュージーランド留学が来週に迫ってきました。出発は23日(水)で、期間は3カ月、季節が真逆の南半球の国へと旅立ちます。

 この日の2校時には、本校のクサベラ館聖堂において、NZ留学の安全と成功を祈る集いが行われました。また、前日17日の午後には、西川正人旭川市長のもとへ出発前の表敬訪問にうかがいました。

 生徒代表による出発のあいさつのあと、西川市長から激励の言葉をいただきました。また、公務御多忙のところ、生徒ひとりひとりに抱負の発表を促され、それを聞いていただきました。

 今年度は、市議会の笠木薫議長もご同席され、生徒に励ましの言葉をいただきました。写真は、生徒が抱負を述べている時の西川市長(左側)と笠木議長(右側)です。

 三カ月に及ぶNZ留学の準備も大詰めです。留学中はもちろんのこと、直前の準備期間も健康と安全が最優先となります。

1月17日(木)雪、雪、そしてまた雪

 冬休み明け二日目ですが、旭川は昨日も今日もたくさん雪が降っています。不思議なもので、冬休みが終わると、雪がたくさん降り出すように思う年が多いと感じます。雪の冬休みも学校と同じに終わるのかな?と思えてくるほどです。

 写真はこの夏リフォーム工事を終えた中庭です。校舎の床に合わせて、それより少し低く床面を施工しました。降り積もった雪が窓下まで迫っていて、スペインタイルの壁面がかなり見えなくなって来ています。

 この雪が大雪山系をはじめとする山々にも積もり、次の春には上川盆地の田畑を潤し、そこに暮らす人に、まるで冬の辛抱のご褒美だとばかりに豊かな恵みをもたらしてくれます。

 必ずやって来る素晴らしい春の到来を待ちつつ、冬の厳しさを辛抱します。そしてまた冬を楽しみ、明るく元気に乗り越えたいところです。

1月16日(水)冬休み明けは大掃除から!

 冬休みも終わり、2019年最初の日を迎えました。2019年もスクール・ダイアリーのページに訪問いただきましてありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 さて、昔も今も変わらない風景ですが、藤高は大掃除で締めくくりをして夏休み・冬休み・春休みに入り、休み明けは何はともあれ大掃除をしてから授業に入ります。

 普段の掃除も、大掃除も、生徒たちが心を込めて校舎をきれいにしてくれるので、決して新築まもない新しい校舎ではありませんが、ご来客からはしばしば「校舎がとてもきれいですね」とお褒めの言葉をいただきます。

 生徒のがんばりといい、ご来客のお褒めの言葉いい、ありがたく、また嬉しい限りです。きっとがんばった生徒自身の心の中こそが気分爽快なのではないでしょうか。

 写真は生徒玄関ホールの掃除をがんばってくれている生徒の様子です。場所が場所だけに着込んで頑張っている姿も見られましたす。生徒玄関の方にも目を向けると、新しい靴箱に一生懸命雑巾がけをしてくれていました。