スクールダイアリー

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第71回入学式 -共学化後 最多の入学生-

 

 4月11日(火)、本校体育館で第71回入学式が挙行されました。箏曲部が歓迎演奏を行う厳かな雰囲気の中で式は始まり、共学化以降最多となる153名の新入生が藤星高校の一員として新たな一歩を踏み出しました。
 新入生を代表して、村田涼華さん(名寄東中学校卒)が、「カトリック学校として他にない様々な行事から感動を体感し、心躍る学校生活を送りたいと思います。」と力強く決意を述べていました。
 入学式終了後は、各コースに分かれて親子会(生徒、保護者参加)が行われ、コース毎の目的や特徴あるプログラムなどについて共通理解を図りました。
 新入生のみなさん、ご家族のみなさま、ご入学おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEW 藤星二期生 114名巣立つ!!

 3月3日(金)、「旭川藤星高等学校 第68回卒業証書授与式」が執り行われ、114名の藤星二期生がそれぞれの思いを胸に、厳粛な中にも温かみのある卒業証書授与式に臨みました。
 卒業生を代表して 阿部珠華さん がお礼の言葉を述べ、「私は、藤星高校での経験を通して新しい自分を見つけ、自信を持てるようになりました。誰にでも自分の花を咲かせられる場所があることを知りました。(中略)これからも自分と向き合い続け、いつチャンスが来ても恐れず挑戦していきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。
 卒業生の皆さんのこれから活躍を楽しみにしています。本校教職員一同いつまでも応援しています。

          【 旭川藤星高等学校 第68回卒業証書授与式 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          【 卒業生代表[お礼の言葉]阿部珠華さん 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

NEW 【朝の除雪隊!】

 藤星高校では校舎前の除雪を営繕の鈴木さんが行ってくれています。ここ数日続く雪の朝も、生徒の登校前にはいつも綺麗に除雪をしてくれています。
 そんな鈴木さんに今年は強い味方が現れました。女子バスケットボール部に所属する3年生の古澤摩奈さん、小林涼さん、佐藤花心さんです。3人とも現在は部の練習には参加していませんが、朝練をしていた時と同じように7時15分頃には登校し、それぞれの進路に関わる学習に取り組んでいました。そんな中、連日の鈴木さんの除雪の様子を見て、自然と手伝いをするようになったそうです。
 除雪の合間には、鈴木さんが以前就いていた仕事のことや藤棚の手入れのことなどについて話をしてくれるようで、3人とも「楽しく手伝いをしています」と話してくれました。そして、これからも雪の降った朝には鈴木さんの手伝いをしようと考えてくれているようです。(3人はいずれも大学や高等看護学校に進学が決定しています)

 

 

NEW 【クリスマス募金】

 12月7日(水)から16日(金)の8日間、本校生徒がクリスマス募金活動に取り組みました。募金の趣旨を書いたポスターや募金箱はすべて生徒の手作り。朝の生徒登校時の20分間、寒さを吹き飛ばすようなかけ声につられて、たくさんの生徒や先生方が募金活動に協力し、22,283円の募金が集まりました。この浄財はカリタスジャパンを通して、世界の子どもたちのためへの支援活動に使われます。

 

NEW 【クリスマス お喜びの会】

 12月15日(木)、本校体育館で「クリスマスお喜びの会」を実施しました。ミッションスクールとしての特徴が顕著に表れる行事のひとつで、今年の演目は『くるみ割り人形』でした。バレエ・ピアノデュオ・ピアノソロ・ヴァイオリン・グロッケン演奏など、すべてを藤星生徒が力を合わせて作り上げたもので、救い主イエス・キリストのご降誕を共に喜ぶひとときを過ごすことが出来ました。演者の皆さん、当日の運営を支えた生徒会執行部の皆さん、ご指導いただいた先生方に感謝致します。

 

 

NEW 【ULconference2022実施】留学生10名参加!

10月28日(金)、ULコース3年生が授業「Current Event & 国際事情」の一環として、道内の留学生と世界が直面する問題について英語で議論する「ULカンファレンス」が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染症のために本校生徒だけでの実施となりましたが、今年は道内の高校に在籍するAFS留学生10名が参加し、「Food Problems」をテーマに活発に議論を交わしました。
全体が6グループに別れ、それぞれのプレゼンテーションについてディスカッションを繰り返し、その内容をポスターとしてまとめて発表をしました。
ポーランドからの留学生メック君は「Very fun! たくさん友達ができ、楽しい時間だった。藤星の皆さん有り難う。」と感想を述べてくれました。藤星生として参加した渡辺航世君は、「食料問題を多角的に捉えることができ、自分の考えを拡げることができた。これからもこの問題を考えていきたい。」と今日の議論で終わらせることなく、更に学びを進める決意を語ってくれました。

NEW 【2学年 被爆者講話実施】

10月25日(火)6校時、2学年特進コース・進学コースが合同で「被爆者講話」を行いました。
両コースは、11月15日(火)から19日(土)の予定で関西・広島方面への修学旅行を予定しています。その行程で広島の原爆ドーム・平和記念公園を訪れることから、事前研修として実施したものです。
この日講話をして下さった木村一夫さん(81歳)は、現在は札幌に在住し、5年前から北海道内の学校を回り、語り部を続けているとのことでした。
木村さんは、1940年に千葉県松戸市で生まれ、1945年の東京大空襲のことは「江戸川を挟んで見える東京の空が真っ赤に染まっていた」ことを幼いながらも鮮明に覚えているとのことでした。その後、お父様の仕事の関係で広島に転住し、その年の8月6日に爆心地からわずか1.6キロにある自宅で被爆されました。
たまたま自宅内で朝食をとっていたことから命は助かったものの、二度目の原爆が投下されることへの恐怖、顔や身体中にやけどを負い血が噴き出した人の姿、髪が次々と抜けて丸刈りになりあっという間に亡くなる人たち、微熱と高熱が続く中での命の不安などについて、自らの体験を基に話して下さいました。
最後は、「私は被爆を乗り越え、生き抜くことができた。しかし、誰にも二度と同じ目にあって欲しくない。だから核の恐ろしさと、戦争の無意味さを伝えていく。次の世代の皆さんは、戦争をしないために何をしなくてはならないか、戦争について語り合い、深く話し合える人になって欲しい。戦争とは何かを考えてほしい。自分とは何かを考えてほしい。」と講話を締めくくりました。
2年1組山下結愛さんが、「戦争の残酷さを知ることができた。何気ない日常を一瞬で奪ってしまう原爆の恐ろしさを胸に刻み、私たちも何ができるか考えていきたい。」とお礼を述べ、この日の「被爆者講話」を終了しました。

 

NEW 【3年1組 体験報告会】part3

9月14日(水)7時間目、3年1組で行われた夏季休業中の体験報告会Part3です。

今回はインドネシアの国際農業開発基金(IFAD)でインターンシップ体験をした下村玲華さんの発表です。

 

下村 玲華さん 【インドネシアでのインターンシップ体験について】 

 私は7月初めから8月半ばまでの約1ヶ月半をインドネシアで過ごしました。

 7月中は国際農業開発基金(IFAD)でのインターンシップに励み、実際に働く職員の方々から様々なものを学ぶことができました。インドネシアでのIFADの歴史や進行中のプロジェクトについてなどの資料を読み込むことは勿論、所長さんや職員の方々の話を聞かせていただいたり、会議を傍聴させていただくこともありました。

 これまでは、学校外で仕事の話を聞く機会はあまりなかったのですが、職員の方々の仕事に対する意気込みや日頃大切にしていることなどを聞くことができ、自分の将来像についても具体的に考えるようになりました。オフィス以外でも、父の出張に帯同する形でバリ島のG20関連のイベントを傍聴し、シュタイナーUNDP総裁ともお話しをすることができました。最後には、私自身がIFADの活動を分析し、IFDAの皆さんの前でプレゼンする機会にも恵まれ、私自身の将来の選択肢を広げてくれるとてもいい経験になりました。

 今回の経験はとても充実した、将来への準備と投資になったと思います。今後、どんな道に進んでもこれらの経験や学びを活かし目標を達成できる人間になれるよう、残りの高校生活も意味のあるものにしていきたいと思います。

シュタイナーUNDP総裁と、バリ島で   じー20イベント会場で    IFADオフィスでプレゼン、イヴァン所長と  インドネシアの日本食料理店で、所長と

 

ココナッツを食べる下村さん      ガムランを試しに鳴らしてみる下村さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【留学生Elisa Caverzasiさん帰国】

藤星高校には現在、AFS留学生が3名在籍しています。
この中の一人Elisa Caverzasiさんは、AFS留学生として今年5月に来日し、藤星高校への通学を始めました。2年6組(ULコース)で学び、今週で5ヶ月間の留学を終え、イタリアに帰国することになります。
Elisaさんは、「藤星高校では、多くの生徒と交流ができたことが嬉しかった。授業の他に皆さんの協力で日本語の勉強ができてとても充実した留学期間でした。一番の想い出は7月の学校祭で “ミス藤星” に選ばれたこと。その他にも、藤星高校で取り組んだいろいろなことが思い出として心に残っています。藤星高校の皆さん、これからも勉強頑張って下さい。」と話してくれました。
イタリアに帰国後は、来年6月に高校を卒業した後、1年間デンマークでさらに英語を勉強する予定だそうです。その後は再度日本に来日し、大学の英語コースで学ぶことがこれからの目標ということです。
この期間、一緒に藤星高校での生活を送ったAkbar Fawzi 君、Pariya O-shi Bunrod さんからは「私たちこのことを忘れないで、これからも日本語の勉強頑張って!」と、エールが送られていました。

 

 

  左から  Elisaさん   Akbar君   O-shiさん         全校集会で挨拶する Elisaさん

 

【自転車防犯診断実施】

10月13日(木)、旭川中央警察署生活安全課と本校生徒指導部、ボランティアサークル”マリアガーデン”の生徒7名が、本校生徒の自転車防犯診断を行いました。
診断に参加した生徒たちは、駐輪している全ての自転車を点検し、「・防犯登録がない ・鍵がかけられていない ・ツーロックにしていない ・駐輪場を利用していない」などの項目に当てはまる自転車に対し、注意喚起を促すカードを取りつけました。
すべての自転車の診断を終え、生活安全課の方からは「ツーロックにしていない自転車が多く見受けられたこと、防犯対策をすることが生徒が被害者になることを防ぐことなり加害者も生み出さないことに繋がる」ことなどのお話がありました。
この防犯診断は警察署の方の呼びかけで行ったものですが、参加した生徒たちは改めて防犯対策の大切さを実感していました。