スクールダイアリー

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11月5日 ユジノサハリンスク州の高校生との交流会


旭川ユジノサハリンスク相互交流

 11月2日の夕方にユジノサハリンスク州の高校生が来校しました。旭川市とユジノサハリンスク市の相互交流事業の一環としての日本の高校訪問です。

 本校ULコースの2年生が、翌日から旭川市内にホームステイするロシアの高校生10名を迎える交流会を企画して歓迎しました。

 一行は1日から5日まで旭川市に滞在します。この日は来校して本校を見学したのち、講堂でゲームなど行って交流を深めました。

 先に旭川市の高校生10名がこの夏にユジノサハリンスクを訪問し、交流して来ました。その引率教員は本校が務め、参加生徒のうち本校生徒は2名でした。

 英語を母語としない高校生どうしが英語を会話のツールとして交流するというのも、きっと意義深いものがあったことと思います。

 写真は、通訳のマリアさんにモデルを依頼(その場で無茶振り?)しての似顔絵ゲームで、ジャッジをしている様子です。


 また、この日は公益財団法人AFS日本協会の留学生を本校(このクラス)に受け入れてから早1か月が経ち、最後の1日となりました。英語を母語としない(母語は仏語)留学生でしたが、日本語の力と優しく明るい人柄でみんなと親しくなって過ごすことが出来て何よりでした。


 この日の放課後、うれしい速報が入ってきました。このクラスの生徒が、第19回全道高等学校英語弁論大会において第1位に輝きました。

 

11月2日 追悼ミサ

追悼ミサの花

 11月2日はカトリック教会の「死者の日」です。多くのカトリック学校と同様に本校でも帰天された学園関係者のご冥福を祈ります。

 本校の追悼式は最近しばらく「みことばの祭儀」の形式で行われてきましたが、今年は追悼「ミサ」として執り行われました。

 ミサは、チャプレンとして全校生徒の宗教の授業を担当くださっているフランシスコ会神居修道院の阿部慶太神父様の司式で行われました。

 人の命は死で終わるのではなく、「復活」して続くということがキリストの教えの根幹であり、そうであるからこそ「生きる」ということに大きな意味があるというお話が印象に残りました。

 写真は、ミサで祭壇に供えられたお花で、ミサ後に来客玄関ホールの聖母子像に供えられたところを撮ったものです。

 

11月1日(木)一足早くサインポール工事


サインポールの工事

 今年も11月になりました。フライングになりますが、冬期間の工事は何かと支障が多いとのことで、春を待たずにサイン・ポールの工事が始まりました。

 長年「藤高にはこちらからどうぞ!」とお客様を道案内して来た看板面も架け替えで見納めです。そんな一抹の寂しさ、悲しさを背景の雲の色が象徴しているかのように見えました。

「変わるんじゃない。進むんだ。」校内外に発してきたこの言葉を思い出し、冬至に向かうこの時期を、みんなで元気に過ごそうと思います。

 今日の午前中はバスケットボール部が長めの朝練習をしてから全道大会に出発しました。午後には明日行われる毎年恒例の追悼ミサの聖歌練習が行われます。

10月31日(水)バスケットボール部、全道大会へ!

バスケットボール部の練習

 放課後にいつもにまして元気な掛け声が聞こえていたので、体育館に行ってみたらバスケットボール部の練習中でした。

 気合が入るのも、もっともです。明日から選手権の全道大会で釧路遠征です。仕上げの練習も大詰めなのでしょう…。

 「藤高はバスケが強いですよね」とお声をかけてくださる方が少なくなく、気にかけていただいていることに感謝の念を抱いているところです。

 ただ、部員生徒を見ていて何よりもうれしいことは、様々な大会で戦績をあげてくれること以前に、いくつかあります。

 ・日中に制服を着ていて廊下で会ってもにこやかに元気なあいさつをしてくれること。

 ・行事などでは自分たちがするのが当たり前であるかのように率先して作業にしてくれること。

  (そういえば、夏の高校野球北北海道大会でも毎年プラカード持ちのお手伝いに出かけていますね)

 きっと技術の鍛錬だけではなく、このような心掛けが伝統となっているから良い戦績をもたらしてくれるのかなと思いつつ、今回の全道大会での活躍にも期待しているところです。

10月30日(火)マリアガーデンの晩秋

マリアガーデンのシュウメイギク

 学校の前庭中央に聖母子像があります。同窓生の皆さまが寄贈してくださった御像で、この先代のマリア像はクサベラ館の前に移転されて現在に至っています。

 さて、この御像の周りの花壇は「マリア・ガーデン」と呼ばれています。毎年多くの花々が、季節ごとに咲いては私たちの目を楽しませてくれています。

 花の季節もそろそろ終わりですが、今シーズンの最後とばかりにはシュウメイギクがひときわ目立って聖母子像を引き立ててくれています。

 実はこの花壇、花壇名と同じユニット名「マリア・ガーデン」の生徒によるボランティアで維持されています。時間を作って共にお世話くださる先生方もおられます。

 今シーズンの有志生徒は熱心なことにどのような花を育てたらいいかアドバイスをいただきに、休日に校外で専門家に相談して来たのだとか…。

 もっとお金を掛け、造園業者さんが花を選定して折々に管理してくださる形をとれば、見た目にはもっとゴージャスなガーデンになるのかもしれません。

 でも、このガーデンの「センター」をおつとめの聖母マリアと幼子イエスにしてみれば、きっと本校の生徒や教員の心のこもった花壇の方がお気に入りに違いありません。